【留学経験者インタビュー】佐藤瞳さん「留学で学んだスタイルが、人間関係をシンプルにしてくれる。」

こんにちは、Moeです♪


今回の「この人に会いたい」シリーズは、

学生時代のイギリス留学を経て、キャビンアテンダントという夢を実現された

佐藤瞳さんです。


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プロフィール:

佐藤瞳(さとうひとみ)

大阪府出身、25歳。学生時代はイギリスに留学し、帰国後、長年の夢であったキャビンアテンダントとして航空会社に勤務。留学時代に知り合ったイギリス人男性との遠距離恋愛を経て1年半前から結婚に向け日本で同棲を開始。




  1. 海外へ飛び出そうと思ったきっかけは何ですか

  とりあえずイギリスが好きで仕方なかったことと、英米語学科にはいたものの、現地で生の英語や、イギリスでの生活、文化を学びたかったから。


  1. なぜイギリスを選んだのですか

  何か惹かれるものがありました。

小学生の時に読んだハリーポッターの世界観や、子供の時からなぜか身の回りにあるのもや気に入るものはイギリスのものだったり。何かご縁があったんだと思います。


  1. 渡航前に不安はありませんでしたか

  ありました。

自分の英語力もネイティブに通用するのか、日本人の私が受け入れられるのかなど不安は尽きませんでしたが、それに勝るワクワクがありました。


  1. いつ・どのくらいの期間滞在をしましたか

  大学3回生の時に、半年間。

その後、彼に会うために何度も飛んで行きました。


  1. どこに滞在しましたか(シェアハウス・ホームステイ・一人暮らしなど)

  シェアハウスです。ヨーロッパからの留学生が頻繁に出入りしていて楽しかったです。

シェアハウスを選んだ理由は、同世代の友達の中でたくさん英語に触れられると思ったからです。

  
  1. 滞在先はどのように手配しましたか

  通っていた大学が提供してくれました。


  1. 渡航に当たってどのビザを取得しましたか

  学生ビザです。


  1. 語学学校には通われましたか

 はい。大学付属の語学学校だったので、大学の授業を体験したりもできました。


  1. 現地の学校に通ってみてどんなところがよかったですか。

  自分の意見をしっかり持った人が多くびっくりしたのと同時に、彼らとのディスカッションを通して自分の力で考えることや視野を広く持つことの大事さを学ぶことができました。

日本の大学では味わえない国際感を感じることができました。


  1. 逆に困ったことはなんですか

    困ったことは特にないですが、日本人が多かったので、どうしても日本人同士で集まりがちな環境で、何をしにイギリスに来たのか、目的を常にはっきりさせて自分を甘やかさないようにするのが時々大変でした。あと甘いものの誘惑が多かったこと!笑


  1. 実際にイギリスで生活をして、良かったことや変化はありましたか

  イギリスならではなんですが、学校帰りにパブでビールを飲みながらコミュニケーションをとるのが日常で、友達もたくさんできたし、地元民の様子からイギリスの文化やイギリス人の特徴を知ることができました。太ったけど、お酒も強くなりましたよ。笑




  1. 大変だったことやびっくりしたことはありますか

   トイレやシャワーがすぐ壊れたり、それに対する処置も遅かったり。

でもそこでクレームの電話をかけることで英語力や交渉力が格段にアップしたと思います。


  1. 自分の語学力は伸びたと思いますか

   伸びました。半年でTOEICのスコアは約200あがりましたね。

日本人が多い学校だったので、わざと日本人同士で集まらないようにしたり、シェアメイトと話したり、英語でのコミュニケーションを心がけていたのがよかったと思います。



  1. イギリスから帰国後はどんなことをされていたのですか

   大学に復学して、世界に携わる仕事がしたくて就活を頑張りました。


  1. 渡航前と帰国後の一番の変化は何ですか

    日本への意識が変わったことです。

元々そんなに愛国心が強かったわけではなかったのですが、イギリスに行ったタイミングがちょうど東日本大震災と被っていたこともあり、スーパーでレジのおじさんに「君の家族は大丈夫か。日本は強い国だからきっと大丈夫だよ」と励ましの声を掛けていただいたことで、これまで日本の先人たちが築いてきたものの偉大さ、日本の印象が良かったからこそだと気づいたんです。

なのでいつか自分の意識から少しづつ離れていたキャビンアテンダントという夢を叶えて、ダイレクトに世界中の人々と触れ合い、日本の良さ、素敵なイメージを伝えたいと思うようになりました。



  1. 今のお仕事をされるにあたって、イギリスでの経験は活かされていますか

    はい。イギリスで学んだ、ひとりひとり違うことへの尊重、主張するけど妥協ポイントを見つけるのがうまい。このスタイルが私の人間関係をシンプルにしてくれて、ベースになっています。


  1. 海外へ飛び出して良かったと思いますか

    100%良かったと思います!素敵なご縁で今の彼にも出会えましたしね!笑


  1. これからやってみたいこと、自分のゴールはありますか

   イギリスの航空会社で日本人アテンダントとして活躍したいです。

高い壁だし、とっても狭き門だけど、その分頑張り甲斐があると思います。


  1. これから海外へ行く人または、まだ踏み出す勇気が出ないという方へメッセージをお願いします。

  迷っているならとらえず行け!やらずに後悔することほど勿体ないことはありません。私も将来やりたいことや気持ちがブレてしまうこともたくさんありましたが、人生って不思議ですね、やりたいと思ったことを一生懸命する、努力しているうちになんとなくつじつまが合ってくるんです。一見、逸れたように見えた道も今思えば、ちゃんと繋がっているんです。





まとめ

これからやってみたいことはありますか、と聞いた瞬間目がキラリと輝いた佐藤さん。非常にアクティブで社交的な一方、自分を律して厳しくする彼女の生き方には、私も見習いたい要素がたくさん詰まっていました。佐藤さんの口からは、「妥協点」という言葉がたくさん飛び出したのですが、決してマイナスな意味はなく、自分と相手の共通部分やいいなと思えるところにフォーカスしてあとは気にしない、ちょうどいい関係を保つ、そのやり方がイギリス人は上手く、スマートだと思うし、そうしているとプライベートも仕事も上手くいくようになったとのこと。

留学して良かった!と幸せそうに彼と寄り添う佐藤さん。これからが楽しみです。


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