今回はシドニーの交通事情についてご紹介。電車・バス・フェリー・トラムがあり、料金体制やらチケットの仕組みなどが分からないという方へ、簡単に仕組みをご案内したいと思います。私が来た当時よりは断然便利且つ分かりやすくなっていますが、未だにバスのセクションなどハッキリと分からないこともあり、意外に複雑なのも事実です。でもご安心を!!昨年度からスタートしたオパールカードでその面倒さは解消されつつあるので、そちらも後々お教えしますね。
オパールカード去年から登場した「オパールカード」。東京でいうSuicaみたいなものがようやくこちらにも出てきました。今までは紙ベースまたは運転手からの領収書がチケットだったのが、少し近未来に近づいたシドニーです。今までは電車・バス・フェリー・トラムも別々にチケットを購入するか、いろいろな組み合わせで載れるMy multiというカードを使っていたので、オパールが出てきてからは簡単になりました。その理由はまたあとで。 1日最大$15まで1日どんなに乗っても最大$15まで。旅行で訪れた場合でも、1日乗り放題券を買わなくても、オパールカードで料金を気にせずに乗ることができるようになりました! 1時間以内の乗り換え1時間以内に同一の乗り物で乗り換えた場合、同一セクションの場合は無料、またはセクションが違う場合は差額のみの支払いになります。バスから電車への乗り換えの場合は料金が発生するので、バスからバス、電車から電車という決まりです。乗り換えの場合は、2回乗り物に乗ったとしても1回としてカウントされます。 8回目以降の乗車は無料1週間内で8回Tap/Tapoffを利用した場合、9回目からは無料になります。気を付けたいのは乗り換えはカウントされないこと。それから1日最大が$15なので、それ以降は無料になり、この場合もカウントされません。1週間の料金を安くするためにと、必死に1セクションだけバスに乗ったりして、週の交通費を安くしようという方もいるのですが、頭の使いようですごく安くできるのがオパールカードです。 日曜はすべて$2.5普段は高いフェリーだけど、日曜日は往復でも$2.5。その他にバスに乗っても、電車に乗っても$2.5。遠出しても$2.5。日曜日は家にこもらずに、お出かけ日和ということですね。 週最大$60まで1週間の交通費は最大$60まで!(ただし、エアポートアクセス料金を除く) オフピークは30%のディスカウントピーク時間以外の乗車の場合は自動的に30%オフ! どこで買えるの?オパールカードはオンラインまたはショップで購入が可能です。オンラインの場合は、クレジットカードが必要になることと、届くまでに時間がかかるため、一番良いのはウールワース(スーパーマーケット)かセブンイレブンが早いです。ショップ検索もできるので、お家の近所で探したい方はこちらから。 Top upの仕方事前払いが必須のオパールカード。オパールマークのあるコンビニやネットでクレジットカードでも簡単に支払いができます。カードの残金には十分注意をしながら乗ってくださいね。 エアポートまでは別途料金1日の最大料金、8回以降は無料運賃など述べましたが、気を付けたいのはエアポートリンク利用時。国内線・国際線ターミナル利用の場合は、いずれにせよ別途料金($13ー2015年4月現在)がかかります。空港利用の際には、オパールの特典に関係なく料金を支払うものということは念頭に置いておきましょう。 シドニー交通機関の乗車運賃運賃についてはOpal cardのHPをもとに記載しています。 バス Fares Bus 1 (0 - 3 km)-セクション1-2:$2.1 電車 Fares(Up to 10km)City Circle, Bondi JunctionからCBD, ChatswoodからWynyardまで, MascotからCentralまで:$3.38 フェリー Fares(Up to 9km)Neautral Bay, BalmainやTaronga ZooからCircular Quayまで:$5.74 1か月の交通費の平均は?バスや電車、フェリーによって料金が変わってきますが、住んでいるところと学校・職場の往復を週5日した場合で考えると、一番安い交通費で月$67.2。 その他のチケットオパールカード以外にもまだ従来の紙チケットもあります。電車やフェリーはチケットマシーンでの購入になるので問題ないのですが、気を付けなければいけないのがバス。mybus1,2,3とあり、セクション(距離)によってチケットが変わってきます。 My Multiはバス・電車・フェリーが使えるマルチパスになります。 バスのセクションバス Faresで料金をご紹介したのでお気づきのように、距離によって料金は変わってきます。近距離の場合はセクション1または2になりますが、3からは料金が変わります。実際にどこからセクションが変わるのか?と言われると、バス停に記載があるわけでもないので、実は分からない・・・・というのが現状です。その場合はバスの運転手に確認をするか、事前にウェブサイトでMAPを確認してからバスのチケットを購入しないととても面倒なことになります。MAPの確認はこちらから。
オパールカードと紙チケットの両方をご紹介しましたが、セクション等の計算や事前確認のことを考えたら、断然オパールのほうがシンプルで使いやすいことは間違いないです。おまけに日曜日のどこへ行っても同一$2.5の特典もあるので、持たない理由がない!オパールカードには番号とセキュリティーNOも記載されてあるので、もし盗まれた、または失くしたという時にもいざという対処が可能なので、きちんと購入後にはネット登録をすることをお勧めします。こちらのオパールカードはシドニー近郊のみになるので、オーストラリア国内で使えるわけではないのでご注意を! |
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