ニューヨークが舞台のオススメ映画・海外ドラマ5選

今回はニューヨークを舞台にしたオススメの映画・海外ドラマをご紹介したいと思います。


日本はちょうど今の時期、お盆休みに入っている方も多いでしょうから、猛暑でアウトドアの遊びにも疲れたら、冷房の効いたお部屋でゆっくり映画鑑賞を楽しむ休日も悪くないと思いますよ。


これからニューヨークを訪れるという方も是非渡航前に映画を見て、さらにモチベーションを上げましょう!それでは早速こちらから。


①Begin Again/はじまりのうた



個人的にDVDも持っているオススメの映画。主演はキーラ・ナイトレイ。「パイレーツオブカリビアン」シリーズでヒロインのエリザベス・スワン役で第3作目まで出演していたこともあり、ご存知の方も多いのではないでしょうか。


ストーリーは、イギリスからニューヨークへとやってきたシンガーソングライターのグレタ(キーラ・ナイトレイ)は、恋人デイブに裏切られ失意のままライブハウスで歌っていたところを、落ち目の音楽プロデューサー、ダンに見出されます。ダンに誘われてアルバムを制作することになったグレタは、ニューヨークの街角で次々とゲリラレコーディングを敢行していくという話。


セントラルパークやエンパイアステートビルをバックに屋上でレコーディングをするシーンなどニューヨークの景色をストーリーと共にに楽しむことができます。また、キーラ・ナイトレイの歌声がとても可愛らしく、彼女の元恋人役としてMaroon5のアダム・レヴィーンが映画初出演を果たし、この映画のために作られた曲もすごく良いんです。この映画を製作したジョン・カーニー監督の作品は全て音楽が題材となっていて、「ダブリンの街角で」や、現在日本でロードショー中の「Sing Street」も高評価を受けています。ミュージカル映画が苦手な方でも存分に楽しめる作品なので、是非チェックしてみてください。




②ニューヨーク、アイラブユー



タイトルがどストレートなので、あまり説明しなくても何となく想像できるかと思います。全12人の監督による短編映画により構成されていますが、全く別の作品というわけではなく、短編同士がシンクロしています。特筆すべきは、12人の監督の中に、代表作「スワロウテイル」や「花とアリス」など、独特な作風で高い評価を受けている日本人の映画監督・岩井俊二が参加しているということ。この映画の中では、オーランド・ブルームを主演に迎え、この作品の監督をしています。また、ナタリー・ポートマンはこの作品で監督としてメガホンを取っています


様々な恋愛模様が描かれたこの作品は、わかりやすい恋愛映画ではないため、どちらかというと大衆受けしにくい映画の部類に入るでしょうが、何となく現実と幻想が入り混じったような不思議な感覚を得られる作品です。



③ニューイヤーズ・イブ



「ニューヨーク、アイラブユー」とはうって変わり、こちらはわかりやすいロマンティック・コメディとして、それぞれの大晦日のドタバタ劇の模様が描かれています。最後のニューイヤーを迎えるシーンは、ただただロマンティックで、人生で一度はニューヨークで年越ししてみたいなと思わせてくれる作品です。出演者もアシュトン・カッチャー、ザック・エフロン、ハル・ベリー、ロバート・デニーロなど、豪華キャストで彩られています。 



④マイ・インターン



昨年日本で公開された「マイ・インターン」は、ニューヨークが似合う女優アン・ハサウェイが主演を務めています。アン・ハサウェイといえば似たような作風で「プラダを着た悪魔」が代表作としてありますが、監督は異なるようです。


内容は、ファッション系のECサイトを手掛けるCEOジュールズ(アン・ハサウェイ)の会社に、ある日シニア・インターンとしてベン(ロバート・デニーロ)が雇われることに。40歳年上の部下は、パソコンの使い方さえわからず、何をするにも最初はジュールズをイラつかせていたが、ジュールズが困難な局面に直面した時に、自身の人生経験を踏まえ、ユーモアたっぷりのアドバイスで彼女を救うことに。徐々にベンに信頼を寄せるジュールズだが、彼女の前には更なる困難が立ちはだかることに。果たして彼女が最終的に選択する決断とは。。といったストーリーです。


とにかくロバート・デニーロが良い味出してます。年齢を重ねても、毎朝身だしなみをきちんと整え、ビシッとスーツを着こなす姿。困難が立ちはだかっても、慌てふためかない落ち着き。こんな大人の男性になりたいものです。


また、「プラダを着た悪魔」とは異なり、この映画は主にブルックリンが舞台となっているため、ブルックリンスタイルのファッションやインテリアなども楽しむことができます。



⑤デアデビル



こちらはNETFLIX限定配信のドラマではありますが、最近見てすごく面白かったので、ご紹介したいと思います。デアデビルはMARBELシリーズのヒーローものではあるのですが、どちらかというと人間ドラマにフォーカスした作品。


主人公のマシュー・マードックはニューヨークのスラム街「ヘルズ・キッチン」地区出身で、子供の頃の事故で両目を失明してしまいます。しかしその代わりに、彼には超人的な聴覚・嗅覚・触覚・味覚、内耳に与えられた影響で驚異的な反射神経と平衡感覚、音の反響を三次元のイメージとして捉えるレーダーセンスを身につけることに。


昼は彼の親友でもあるフォギー・ネルソンと共に弁護士として活動し、夜はデアデビルとして悪から市民を守るヒーローに。法で人を裁くことに限界を感じ、自分の父親を殺した犯人を追い詰めるものの、最終的には法によって人は裁かれるべきだという信念のもとに活動を行い、どんなに憎い相手でも絶対に殺しは行わない。


彼の心の葛藤を垣間見ながら、ヒーローとは?正義とは?何なのかを考えさせられる作品。人間ドラマにフォーカスしているとは言いましたが、アクションシーンも見ものです。また、悪の組織には日本の"ヤクザ"が登場することから、日本にも縁が深い作品とも言えるでしょう(日本人という設定なのに、日本語がすごく片言であるのには違和感がありましたが、、)。


どちらかというと、ニューヨークの闇に迫った作品で、夜のシーンが多いですが、これもニューヨークの別な一面として楽しむことができます。ちなみに、主人公が生まれたヘルズ・キッチンと呼ばれる地区は実際に存在し、19世紀半ばから20世紀半ばまではギャング団が陣取る「アメリカ大陸で最も危険な地域」と呼ばれていたそうです。しかしながら、1990年代より高級化現象が始まり、現在では家賃も高騰し、オシャレなスポットとして注目を浴びています。実際に訪れてみると、本当にここがアメリカで一番治安の悪い地域だったの?と疑問に思ってしまうくらいです。




いかがだったでしょうか?自分でセレクトした作品を改めて見返すと、「デアデビル」以外はラブストーリーや女性受けしそうな作品が多いことに気がつきました。


やはり、ニューヨークというとどうしても華やかなイメージがあるので仕方がないのですが、今後はブルックリンやクイーンズなどを舞台にした作品も増えてきそうなので(徐々に人気のスポットとして注目を浴びているため)、その際はもう少しアンダーグラウンドな雰囲気漂う作品もご紹介していきたいと思います。


是非連休の合間にでもチェックしてみてください!


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Spacious, a New York-born service turning restaurants into coworking spaces outside of trading hours.
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出身/宮城県 在住地/京都府
ライター。宮城で生まれ育ち、大学から東京へ上京し、海外での滞在を経て、今現在は京都で事業を行なっています。「泊まる〜暮らす」の導線づくりをしています。
コメント
3
2016-09-26 10:55:28
だいぶ前の記事にコメントになりますが、、、
どれもいい作品ですよね!マイ・インターンは、コンセプトも斬新で好きでした!
ちなみに僕のおすすすは、Leon the professional(レオン)です!映画としても一番好きな映画かもしれません!まだ見てなかったら是非みてください^^
2016-08-16 19:34:37
はじまりの歌私もとっても好きです!ぜひ一度ロケ地巡ってみたいです。
2016-08-16 23:31:23
よいですよね〜!ロケ地も早速NY来てから巡ってみました。
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