こんにちは、まどかです。
今回は前回の記事に引き続き、ニュージーランドに留学に行った際にわたしが感じた”挫折”についてお話しします!
いつ振り返ってもニュージーランドでの思い出はわたしにとってかけがえのない本当に楽しい時間だったのですが、楽しい!!と思えるまで少し時間がかかりました。
〜なんで日本人はたくさんの英単語を知っているのに喋れないの?〜
学校が始まってすぐの頃に先生やクラスメイトから言われたことです。
わたしは素直に確かに…!と思いました。中学や高校のとき嫌というほど、毎週毎週単語テストがあり、通学の時なんか分厚い単語帳を片手に電車に乗っている学生をたくさん見ます。わたしもそうでした。
あんなに必死になって時間をかけてたくさんの単語を覚えたはずなのに、いざふたを開けてみるとからっぽだったのです。
実際からっぽではないですが、その単語の意味がわかっていてもそれを英語で相手がわかるように伝えなければ意味がありません。単語の意味を知ってるのに説明の仕方がわからず、” I don't know.." で逃げちゃったことも多々ありました。
日本人は中高と学校でたくさんのGrammerとVocabulary を習うので比較的覚えてる方、もしくは見れば、あ〜やったな〜と思う方が多いかと思います。ですが学校で、それを使って声に出して喋った記憶ってありますか?
わたしは一つだけ…中学の時に道の尋ね方・答え方を授業中みんなで声に出して言い合う練習をしたのが記憶にあり、それだけは卒業してもずっと忘れずに覚えていましたが、他は先生が黒板に書くことをひたすらノートに写し、ただテストのために暗記するという形でした。
今現在のことはわたしもわかりませんが、振り返ると日本の授業だと声に出して喋るという機会が本当になかったなあと感じ、これが答えなのかなと思いました。
特に応用して使ってみるわけでもなく、何か一瞬のために暗記することが多かったので、いざ喋ってみる、使ってみる、説明してみるとなると言葉に詰まってしまい喋れなくなってしまうんだと思います。
わたしはある時、わかってるのに説明できない悔しさと、気づいたら" I don't know" で逃げてる自分に嫌気がさし、このままじゃなにも成長できない!と思い、英英辞書に切り替え、わからない単語を他の言い回しで覚えるようにしたり、相手に伝わるまで逃げずに必死になって説明したりとやっていたら、同時に間違えてもいいんだ、恥ずかしくないんだ!という精神力もついてきて、クラスでも発言できるようになりました。
勉強の仕方、覚え方は人それぞれですが、わたしの場合、とにかく声に出して使ってみるというのが一番合っていまいした。いまだに文法ぐちゃぐちゃで話してることも多々ありますが…笑
〜日本人の英語(発音)は一生かかっても理解できない!!〜
クラスメイトの男の子から言われた言葉です…ひどいですよね!
もしかしたらその時のわたしの発音がものすごくひどかったのかもしれませんが…笑
わたしはその彼の発言にカチンときてしまい、悔しさのあまりクラスで彼と大げんかしてしまいました…
あんなに他人と口喧嘩したのは多分この時が初めてです。
(わたしのことをよく知っている方はご存知の通り、結構悔しくても口には出せず何でも飲み込んでしまう性格なので…笑)
たしかに日本人は英語の発音が苦手とよく言われています。わたしも話してると夢中になっちゃって、発音の違いで話がいつの間にか大まかにずれてることもたまにあります。笑
語学学校のなかでもなんでここにいるの?と思うくらいネイティヴのようにスラスラ喋れる子もたくさんいます。
ですが、その子たちも含め、みんな英語を学びに来ているので、そこだけは忘れずに、どんなに発音が下手だって恐れないことが本当に大事なんだと思います。時間がかかっても徐々によくなるってわたしは信じてますし、なにより伝えようって気持ちがあれば何事もなんとかなります!!!笑
わたしは彼のおかげでいろんなことに気づくことができました!今は感謝しています!!
ぜひこれから留学を考えている方…一歩外を出ると国も違えば考え方も全く違う人がたくさんいます。日本人のように”遠慮”がないので、びっくりすること、信じられないこと、否定されること、辛い思いをすることもたくさんあるかと思いますが、自分とも相手とも恐れずに向き合ってみるといろんな壁も取れて、かけがえのない友達と出会え、楽しいことが待っていると思います。
わたしもこの留学で、気づかなければなにも変わらずに日本に帰って来てたんだろうなあと思うことがたくさんありました。そして、この記事を書いていて初心を忘れちゃいけないなとも思いました。
留学や海外滞在はなかなかできる体験ではないですが、その時間を無駄にしないように、一緒に頑張りましょう!
madoka
https://youtu.be/Z5KMkr5TGMw
3歳からクラシックバレエを習い始め、8歳からダンスや歌で様々なステージに立つ経験し、もっと表現力を高めたいと思い、2010年日本大学芸術学部映画学科演技コースに入学。
大学在学中ダンス、演技活動をしながらも、人生初めての海外、オーストラリアに1ヶ月滞在を機にその生活と人々に魅了され、海外に興味を持つようになり、卒業後は英語習得のため、ニュージーランドに短期語学留学をしました。
現在は運良くロンドンに滞在する機会を得て、Au Pairとしてイギリス滞在中です。
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