私が夫婦で海外移住すると決めた理由（その１）

私が夫婦で海外移住すると決めた理由

半年間お世話になってきたシェアログですが、お仕事が忙しくなってしまったため今月末でブログを終了させていただくことを決めました。いつも読んでくださって、コメントしてくださった皆様、本当にありがとうござました！！

最後３回分投稿が残っているのですが、何を書こうかと考えた時、今

「海外に行こうかどうしようか迷っている！」

という方に少しでも勇気を持っていただけるように、私の体験や考え方を書き残していきたいなと思いました。

何か少しでも参考になれば嬉しいです。

このシェアログを始めた時にもパースへ移住することになったきっかけについて書かせていただいたことがありますが、今回はもう少し掘り下げて私が考えている「自分に正直でいる」ことの大切さについて触れつつ、海外移住すると決めた理由について書いてみたいと思います。

パースで有名な名所、ピナクルズにて！

私は幼少の頃から両親に大切に育てられて、何不自由することなく愛情に包まれて育ちました。だからこそ、社会人になるまでは自分でものすごく努力して、何かを大きく達成したことはあまりなかったように思います。

でも就職活動を始めた時に、どんな道を歩いていきたいか真剣に考えて決めた第一志望の百貨店には何が何でも入社したかった！地元では誰もが知っている人気百貨店だったので、確率は１００分の１でしたが、そのために自分研究や会社研究を重ねて、百貨店にも毎週のように通って、面接官に目一杯アピールした結果見事入社決定！

自分なりに頑張った努力が報われて自分に自信がついた瞬間でした。

そして、それまで学校やアルバイトという小さな世界で、気の合う人（人を尊敬出来る人・悪口を言わない人・誠実な人）としか基本付き合うことがなかったのが、社会に出たことで様々なタイプの同僚、お客様、取引先の人と関わるようになり一気に世界が広がりました。社内だけでも５０００人の従業員が働いていたので毎日が新鮮！

どんなタイプの人がどんなことを考えているのかどんどんわかるようになることが嬉しくて、飲み会や合コン、社会人交流会やイベントにも興味があるものには積極的に参加して、人間研究する毎日。

特に社会人３年間は週５日は飲みに行ってたので、計算すると飲み会の場だけでも４０００人を超える人と出会っていました。

社会人４年目からは販売促進部という社外の人と交渉したり、一緒に企画を考える部署に異動になったので、社内の人も含めて毎日のように沢山の人とやりとりするようになり世界がまたまた広がりました！！

出張もよくあったので自分の住んでいた街・名古屋を出て見解を広げる良いきっかけにもなりました。

そしてありがたいことに１０連休を半年に１回取れるという素晴らしい制度が会社にあったので、その連休を使って毎年２回は海外・国内旅行をして視野を広げるようにしていました。

沖縄に一人旅で行った時に居酒屋さんで相席した子達と！！

フィレンツェのドゥオモで！この後２重の虹がかかって感動的でした♩

旦那さんとノルウェーで山登り！

もちろん楽しいことばかりではなくて、その中で悔しい思いをしたり、気持ちが伝わらなかったり、苦しくて泣いたりしたことも数えられない程いーーーっぱいありました。

でもそれでもとにかく何でも経験！と仕事もプライベートも毎日フル稼働！！入社から８年間、そんな百貨店人生を歩みました。

そんな中で気づいたことがありました。

「自分が心地よいと思える世界は、自分で作っていくものだ」ということ。

みんなそれぞれ立場があって、好みがあって、信念があって、家族があって、世界がある。

それぞれ少しずつ重なり合って、変化しながら、助け合って世界は出来ている。
自分は自分が心地よいと思うものを強く自覚して、人それぞれの違いを知って、尊重して、自分のやりたいこと、過ごしたい場所、一緒にいたい人を自分で選んで自分にとって最高の世界を作っていけば良いのだということを知りました。

そして、その世界を作っていく中で

一番大切なものは「人とのご縁」だということも。

今の幸せはこれまで数え切れないほどの人に助けられて、教えてもらってきて、愛情を受け取ってきたことと繋がっていることに気づいたからです。

そんな中、大好きな百貨店に勤めて８年目の時に新たな出会いがありました。

その２に続く→