【アメリカ留学中級編・その５】住む場所はどうやって決めるの？（学生寮編）

前回の記事はホームステイについてでしたが、いかがでしたか？

今回は学生寮について見ていきましょう

学生寮

ホームステイよりももう少し自立したいけど、一人になるのは嫌、という場合は寮もとても良いオプションです。

（注・語学学校やコミュニティカレッジの場合は学生寮がないことがほとんどです）

Pros（利点）

▪︎学生寮はオンキャンパス（学校構内）にあることがほとんどなので、登下校の必要がありませんし、安全面でも安心です。

▪︎寮にはもちろん学生しか住んでいないので、すぐにたくさん友達を作ることができます。

▪︎学生寮に住む場合は大抵ミールプランがついてくるので（食事は学校内のカフェテリアで食べられます）、自分で食事を作る必要がありません。

Cons（難点）

▪︎寮のタイプにもよりますが、ルームメイトがいる場合は個人のスペースがとても狭くなります。

（お互いに気に入らないことがあると部屋に居づらくなってしまいます）

▪︎これはホームステイと同じになりますが、カフェテリアの食事が口に合わない場合はそれがストレスになってしまうかもしれません。

▪︎アメリカの大きな休暇中（サンクスギビングやクリスマス、夏休みなど）にはアメリカ人学生はほとんどいなくなってしまいますし、自分で寮にいる期間を変えることができません。

（毎年夏になると部屋を出ていかなければならないことがほとんどです）

費用はどのくらい？

学生寮のコストは学校によってもちろん変わってきます。

学校のホームページ内を調べれば必ず書いてありますので、そちらは必ず見てもらうとして、今幾つかの学校をざっと見てみたところで、年額（Academic Year）$6,000-13,000といったところが妥当のようです。

Academic Yearというのは大体８月後半～５月の終わりくらいまでの学校がほとんどなので、９ヶ月間と換算すると、月額は$666-1444くらいになります。

先に述べたように食費も込みなので、安い学校の額ですとお得ですが、高い学校だとホームステイよりも高くなりますね。

学生寮に入りたい場合は、入学する学校に直接申し込みます。学校のホームページのStudent HousingやResidenceと書いてある項目をよく読んで、どういったオプションがあるのかじっくり調べましょう。寮だけでなく学生アパートを持つ学校も多くあります。

（これは学校内のラウンジですが、寮にもこういった憩いの場が必ずあります）

私も初めての留学プログラムで寮に住みましたが、相部屋だったので私のスペースは机、ベッド、クローゼットのみの本当に小さなものでした。なので、パーソナルスペースが必要な人は個人部屋（料金はもちろんその分高くなります）を選んだほうが良いでしょう。

ホームステイと同じで、何も分からないところに飛び込むわけですから、ルームメイトがいることはとても心強いです。私のルームメイトも質問すれば色々と助けてくれましたし、私が悲しいことがあって一人になりたくなかった時も、彼女の実家へ招待してくれました。今でもたまに連絡を取っている、大切な友達です。

もしもルームメイトと折が合わないことがあっても（ホームステイよりも頻繁にあるでしょう）寮には他にたくさんの生徒がいますし（一緒に勉強したり、映画を観たり、外に出ずに遊べるのもまた楽しいですよね）、トラブルの際はRA（Residential Assitant）という寮長がいますから、いつでも彼らに相談できます。

寮の中でイベントやパーティーもありますから、そういったパーティーで友達を増やしてコミュニケーションスキルを上げることもできますよ。

同年代の友達をすぐにたくさん増やしたい場合は、寮はとても良い選択だと思います！