自己管理能力が求められる大学生活
今回は第二回目となる投稿になります。宜しくお願いします。
では、第2弾のテーマはオーストラリアの大学について話したいと思います。
私は日本の大学に通ったことないのであまり比較対象のようなことはできませんのでそこのところご了承ください。
では、初めにオーストラリアの大学はどんなものか?
まず、キャンパスは申し分ないほど広いです。むしろ無駄に広いという感じになります。最初は迷いますね広すぎて。
オーストラリアの大学は2月と8月に始まります。
休みは7月に1ヶ月冬休みと11月中旬から2月中旬まで夏休みなります。
日本の大学とオーストラリアの大学の大きな違い、それは、日本は4年制の大学に対してオーストラリアは3年制です。では、授業の方を見ていきましょう。
これがサンプルとなる私の時間割です。
基本的にシドニー(他の州はどうなのかわからないので)は最大4科目を1セメスターで取得できます。年間で言えば8科目を最大で取れます。
基本1科目につき3単相当になっています。卒業に必要な単位は専攻によって異なりますが、大体は平均69単位から72単位です。
補足ですが夏休み3ヶ月を削って2科目取得できるサマーコースというのも大学によってはあります。その場合年間で10科目(30単位)取得できるので事実上2年半で卒業できます。
授業は大きく分けて二つに分けられます。
lectureレクチャー(主に先生主体で講義を聞く)とtutorialチュートリアル(生徒主体でディスカッション、プレゼンなどの意見交換が主)です。
他にも理系専攻の人にはpractical(実践、演習)があり、専攻によってはレクチャーなどの時間が長かったりします。
まず、この時間割を見て
学校に行く日数が少なく楽だなと思う人がいると思います。
まさにその通りです笑
というのは僕の専攻だから言えることで他の専攻している皆は違うと思います。
シドニーでは専攻によって大幅に必要とされる時間料が変わってきます。
ですが、全ての専攻者に共通するものは日本と比べ学校に行く日数が比較的少なく、家での課題などが中心的なシステムになっています。
教室
教室の雰囲気を覗いてみましょう
これがレクチャーの教室。テレビや想像している通りの教室ですね。基本的にレクチャーに使われる教室は大きいです。なぜなら、その科目を選択している受講者全員が集まるからです。
それでは、椅子が足りないと思いますね。ご安心ください、オーストラリアには便利なシステムがあり科目の大半のレクチャーはオンラインでも見られます。先生は授業中に授業内容を録音しているので、それを聞きながらパワーポイントのスライドに目を通すだけです。
もう一つはチュートリアルですね。チュートリアルはその科目を選択した受講者を討論できるぐらいの少人数に分けます。なので、チュートリアルのコマはいくつかに分かれます。ですから、教室もこのように小さい教室が使われています。
転部
もう一つ日本の大学の違いを述べたいと思います。
それは、転部のしやすさです。
日本の大学はその学部に入って自分に合ってないと思ったら転部しますよね?しかし、転部を行う際に試験等など色々大変な面が出てくると思います。
その点、オーストラリアの大学はいつでも転部が可能です。その代わり必須科目が同じでない限り卒業が延びる可能性がでてきます。
先ほど述べたように年に取れる科目は最大8科目。
もし転部をして卒業までの必須科目が大きく違っていたらかなりの二度手間になります。
それでも転部のしやすさ個人の将来を香料しているのと僕は思います。
学費
最後に学費について話したいと思います。
留学それはそれはとても高いです。オーストラリアのほとんどは国立にも関わらず、留学生から取る学費は現地の人の5倍です!
日本は学費は年間で換算されますけど、ここオーストラリアは科目一つにつきの学費が関わってきます。
ここでも科目によって学費が異なってきますが、大体平均1科目40万かかります。
年間で換算したら320万です。日本の大学の倍以上ですね。
もちろん単位を落とせば必須科目ならやり直し、選択科目ならばその単位分の科目を取ることになります。
なので、留学する際は大変ではありますが極力単位を落とさずにしましょう。
学費のことを聞いて転部も留学も気が引けたという人達が少なくないと思います。
ですが、もし可能であるのであれば学費以上の価値はあると思います。
ですから、まず家族や先生方に相談をしてみてはいかがですか??
今回の記事は以上となります。次回は留学あるあるのカルチャーショックについてお話をしたいと思います。
Major in Media, Communication and Culture
シドニー在学の卒業年次(20歳)
専攻:メディア、異文化コミュニケーション
オンラインでレクチャーが受けれるのは知りませんでした。時代を感じますね。