日々の生活に彩りを与えてくれる路上パフォーマー
日々の生活に彩りを与えてくれる路上パフォーマー
メルボルン市内の大きな駅の光景の一つに、バイオリンアーティストの方の演奏があります。
メルボルンではストリートアーティストの方が多くいます。
普通の通りでチェロを弾く人、ダンスグループ、現代的な何かの楽器、ピアノ、パフォーマンスなど
色々な各自の才能を存分に表現しているので、時には道に立ち止まって見たり、時間がないのにきれいな歌声を聴いていたくてその場から離れられなかったり、そういった日常の一つ一つに新しい発見などがあります。
最近は毎朝使う忙しい駅で、キレイなゆったりとしたバイオリンを毎朝弾いている女性がいます。
非常に人が多く、足早に人々が行きかうなかで彼女の音色は、それを映画のワンシーンに色を添えるような効果があると思うのです。「人込みであふれたただの駅の構内」でも見方によっては映画のワンシーン、ただの日常だけど見方によっては特別な人生の一ページというか…というちょっとしたロマンチックなことを考えるようになったのも彼女の存在、彼女の音色のおかげかもしれません。
朝8時半にはすでにそこにいる彼女。毎朝見かけます。
お金をいれてくれる人もいるとは思いますが、お金をかせぐためにしているわけではないことは一目瞭然。
お金をいれる方も、こうやって少しでもお金を入れることで、彼女たちは演奏する(=私たちの日常に彩りを与えてくれる)ことを続けられるだろうという気持ちからの行動です。
私はメルボルンでこの光景を見ると心があたたかくなるのです。
路上パフォーマーの方も自分の能力をひけらかしたいというようなことではなく、聴かせてあげたい、楽器の演奏の方だと私が感じているような人々の無音、生活音の中に音を添えたい、そういう思いでされているのかと思います。
お金をいれる人も、そのパフォーマンスに対する評価として、ありがとうという気持ちとして、今後も続けてほしい、そういった気持ちからお金を入れに行く姿を見ると、その心の豊かさ、心の持ち方、とても素敵なことだと思います。
日本の都市部の駅構内は人でごったがえし、みな足早に人が行きかいますが、こういうパフォーマーが日本にも増えたらな、またその価値を理解し、サポートする人が増えたらそれは小さなことのように見えて実は大きな効果のあることなのになと…
メルボルンに渡航予定の方は是非路上パフォーマーの方がいたらその意義、その能力と気持ちの価値、それを見守る人々の感性をどうぞ感じていってください。
日々の生活に彩りを与えてくれる路上パフォーマー
日々の生活に彩りを与えてくれる路上パフォーマーメルボルン市内の大きな駅の光景の一つに、バイオリンアーティストの方の演奏があります。メルボルンではストリートアーティスト...
今度見かけたら、感謝の気持ちを忘れずに、コインを渡したいです^^♡