オーストラリアで考えさせられる一つのお話

こんにちは。

今日はいつもと違ったブログを書いてみようかと思います。

海外に住んでると楽しいこともあればそうじゃないことも沢山でてくるかと思います。

先日、私の韓国の友達と話していた時の会話で私は、日本人って恵まれてるんだなと感じた出来事がありました。

それは、海外に住んだ後この先どうするか？ということ。

オーストラリアに来ると最初何かしらのビザでみなさん滞在することになるかと思います。

１年？もしくは２年？もしくは今後永住？

人によって様々ですが、最初は長くても２年ほどの人が多かったりします。

私の韓国の友達はワーキングホリデーで滞在していました。

現在セカンドビザで２年目の滞在。

お互いにその後について語っていた時のことです。

オーストラリアは大好き。できるものならば長くここに住みたいと思う。

ただ、親や兄弟にすぐ会えない距離なのが寂しい。でもやっぱりオーストラリアに長く住めるのならばここで

ずっと生活して行きたい。

その言葉に私はとても共感できました。

しかし、その後、彼が言い出した言葉に私はとても切なくなりました。

もしも、ここでスポンサービザをもらえる可能性があったり、

もしも、オーストラリアの彼女ができたりして残れる可能性があっても、

今はオーストラリアに自分は残ることができないんだ。と。

その言葉に私は、スポンサーのチャンスがあったり、オーストラリアで大好きな人と結婚という話になるならそれはとってもおめでたいし、オーストラリアが大好きな友達にとってはとても幸せな道だと思うし迷わず残る道を選んだらいいのになぜ？

と思って質問してみたところ、

「韓国には兵役の制度があるので今ここで自分がこの道を選びたいと思っても選ぶ事ができないんだ。」

兵役にいくまでにもちろんパスポートも切れるしオーストラリアに戻ってこようと思ってもすぐ戻れないとのこと。

それを聞いた私は、兵役があるという文化は知っていましたが、実際ここに来てこの話しを聞いたとき、日本と韓国、お隣の国なのになぜこんなに違うのだろう。海外で暮らすチャンスがあってもそのタイミングを逃すとまた道が遠のいてしまう。日本はとっても恵まれている国なんだなと思いながらも、心が痛くなりました。

世界が平和でみんなが幸せでありたいと願う。

I hope for world peace and happy.

オーストラリアに来て、色んな国の人に出会いましたがとてもこの出来事が最近の中で心に響いた話なのでシェアしたいなと思いブログにストーリーを書いてみました。

読んでいるとちょっと切なくなってしまいますが、日本人であることにも感謝したいなと思えた１日でした。