クリスマス前のメルボルン
気づいたらもうクリスマスまであと5日!!!
オーストラリアではクリスマスイブの夜はそれほど重要ではなく、クリスマスの25日が本当に大事な大事な1日なのです。
日本のお正月と似ていて、この時のみ年に一度帰省するというような人が多いように、オーストラリア人にとってクリスマスは家族で過ごす大事な1日なのです。
離婚率は高いけれど、血のつながりが強いのか、いとこ、はとこ、姪、甥など欠かさずにクリスマスカード、クリスマスギフトを用意します。色々な人からもらうのですから、それはそれは楽しみなものになるでしょう。
日本では24日の夜にこっそりサンタクロースが寝ている間に置いていき、25日の朝起きた時にあることが楽しみだったことを覚えています。オーストラリアでは色々な人からプレゼントの送り合いをするので、クリスマスツリーの下に様々なラッピングをされたギフトが増えていくのが楽しみのようです。
開けるのは同じで24日の夜か25日に開けるようです。
そして26日はメルボルンの数少ない祝日の一つ、Boxing dayというものがあるのです。
クリスマスイブまでは街は本当にショッピングの人で埋め尽くされ、お店も遅くまでオープンしてくれています。
そして25日は家族と過ごして、26日は1日ゆっくり過ごす人もいれば、クリスマス前には定価で売られていたものを売り尽くすような年で一番安いんじゃないかと思われるセールが始まるのです!その日はどこのお店も確実にセールになるのでショッピングセンターなどは本当に混み合うのです。。。
一方、企業では、クリスマスの一週間くらい前(例えば今年のクリスマスイブ、クリスマスは土日なので今週くらい)からお休みになり、1月3日やら5日を過ぎたあたりからまた再開するところが多いようです。クリスマスの方が重要でお正月は楽しいイベントという感じなので、日本と反対でクリスマスの前後にはお休みを、お正月は元旦のみお休みでそれ以降は通常通りとなるのです。
オーストラリアでオーストラリアを感じる一つにこの長期休みの前の空気感があります。
一週間の中でも金曜日の午後にはリラックスした空気になるオーストラリア、、
長期休みが長ければ長いほどリラックスした空気感も長くなるのです。。
おやすみが二週間とかでしょうか、先週末くらいから空気が変わったように感じます。
もう頭はギフトやクリスマスのことで頭がいっぱいなのか、普通に年末だから忙しかったのか、それでも以前に年内に欲しい書類があってお願いしたところ、はっきりと「クリスマス前だから、You know?」分かるでしょ的に言われたことがありました。
オンとオフが分かりやすいのか、オフがオンに影響しているのか、それでもこのリラックスした空気感は困る時もありますが本当に好きです。まるでお休みが長いかのよう。。
これがクリスマス前の一週間、クリスマスイブ、クリスマス、クリスマスの翌日のメルボルンなのでした。