以前にも、本シェアログ
に書きましたが
オーストラリアは、働く女性が多い!
女性が活躍している社会です。
前の前の首相も女性だったしね。
現副首相も女性だしね。
実は、「産休・育休」の制度は
日本よりもはるかに遅れていて
つい数年前まで
先進国の中でも最下位争いをしていたレベルなんです。
2013年末に
ようやく、産休が16週認められました。
Parental Leave Schemeと言って
産休中、政府から、働いていた会社を通じて
助成金を受け取ることが可能になりました。
さて、ハード面では
働くママにとって
決して条件が揃っているというわけではない
オーストラリア。
何が、女性の社会進出に貢献しているのでしょう!?
ワタクシの個人的体験ですが
第二子出産まで2年間フルタイムで働いていた
チャイルドケアの経営者Bさんの話を
シェアします。
フルタイムで雇われたワタクシ。
「日本語を幼稚園児に教える」という職種柄
レッスン時間にさえいれば
何時スタートでも何時終了でもよいという
最初の話でした。
ただ、1日7.5時間勤務なので
スタートが遅ければ、終業も遅くなるということ。
働き始めて2週間ほどして
Bさんは"How's everything?"(どんな調子?)と
笑顔で聞いてくれました。
ワタクシは、
「仕事は楽しんでいる」
「子どもたちも日本語のレッスンを楽しみにしているようだ」など
現状を伝えるとともに
唯一、不都合を感じていた、「家庭との両立」のことも話しました。
「子どもを毎日Before school careとAfter school care(学童のようなもの)に入れるのが
子どもとの貴重な時間が削られるようで・・・」
と正直に打ち明けました。
するとBさん、一言。
「レッスンの時間にいて、やることやっていたら
MakikoがHappyな方がいい!
時間は特に気にせず、子どもの送り迎えをやれる範囲でやったらどう?」
2週間余りでワタクシを信頼し
そのような柔軟なアドバイスをしてくれたことが
嬉しくて、嬉しくて
準備など時間が足りない分は家でやりましたし
職場にいる間は、しっかりと子どもたちの教育に情熱を注ごう!と
強く思い
その後2年間本当に楽しく仕事をすることができました。
マニュアルにはないけど
このような上司の一言が
雇われ身の士気を上げ
めぐりめぐって、会社のため、社会のためになるのではないか・・・と
感じたのです。
Bさん本人も3人の子の父親。
家庭を大切にするBさんだからこそ
従業員にも寛大だと思います。
家庭が一番大切!という基盤があっての
働くなんですよねー。
日本語堪能、現役英語教師の夫と、そこそこの英語力で日本語教師のワタクシは、言語オタク。言葉について語ると止まらない・・・(笑)それでも、言語学習に苦労した私たちだからこそ、これから勉強するぞ!という人の相談に乗れるはず。
2人の子どもは、英語と日本語の2言語、オーストラリアと日本の2文化をバランスよく吸収し、バイリンガル・バイカルチャーで育っています。
趣味は、ブッシュウォーキング。料理と食べること。読書。
ゴールドコースト渡航前に聞いてみたいこと。
オーストラリアの教育事情。バイリンガル育児のこと。英語学習のことなど、お気軽にお尋ねください:)
【アメブロ】http://ameblo.jp/englishcoach2017/
働きやすい職場だ!と思った上司の一言
以前にも、本シェアログ「データから読み取る、女性の社会進出」に書きましたがオーストラリアは、働く女性が多い!女性が活躍している社会です。前の前の首相も女性だったしね。...