日本の分煙化をはばむもの
先日まで約10日ほど東京に行っていました。
気づくことはたくさんあり少しづつ記事にしていきたいと思います。
日本の食事、メニューの豊富さ、コンビニの利便性、日本は本当に食の宝庫だということを感じた日々でした。
もちろん、便利さの中に隠れた危険、倫理的なことなども考えることが多くありました。
まだ考えがまとまっていないので記事にすることができないのですが、日本の食の豊かさ、特に野菜や海藻類の豊富さ、価格の安さ、どこでも手に入る利便性は日本人が持った最大のメリットではないかと感じました。
というのも、私はベジタリアンではありませんが、玄米、野菜や海藻を中心とした食事の心身に及ぼすプラスの影響は非常に大きいものだと信じています。日本以外の国でここまでこれらの食材を手軽に手に入れられる国はないのではないかと思います。
日本の食生活についてはまた今後にします。
さて、そんな恵まれた国日本で、非常に残念だと感じたことが二つありました。
一つは、道に唾を吐く人を二回見かけたこと。オーストラリアでは唾を吐く人は見たことがなかったのでそれについて考えることはありませんでしたが、日本で見かけて衝撃を受けました。また、同時に民度の低い行為のように感じました。個人的に減ってほしい振る舞いだなと。。
次に残念なことは、レストランでの禁煙化そこまで進んでいないということでした。
日本に帰るときはいつも食べに行きたいお店を事前に調べることが楽しみの一つなのですが、「喫煙可」というお店が結構多くありました。私は非喫煙者なので美味しい食事をいただいている間にタバコの煙を一緒に楽しむことはできないので喫煙可のお店は候補から外しました。
また、分煙となっていても部屋が分かれているわけではなく、ただの仕切りで分煙としているところもあるので結局行ってからタバコの匂いを感じるところだと困るので禁煙のみのところになりました。
この点については以前オーストラリアの友人が日本に行った時にショックを受けたことの一つだと言っていましたがオーストラリアの生活に慣れてきて初めてその意味を理解できました。
日本が分煙が進まない理由は何なのだろうか。私なりに考えたのは土地の問題でしょうか。
土地が小さく、人口の多い日本では分煙を進めることを理由に大きいお店を持つということができるほど土地が余っていないからなのではないでしょうか。そんなことを感じながら、日本の人口の多さを感じながら電車に乗ったり、いろいろな場所で土地が広くはないけれど最大限の工夫がされた作り(建物も街も、収納や家具なども)には日本人として日本人のアイデンティティにつながる何かを感じることができました。
さて、分煙の話に戻りますが、日本はまだまだタバコの値段がお手頃ですし、ファッション意識、仲間意識、そういったことがきっかけでタバコを吸い始める若い男性も多いと聞いたことがあります。軽い気持ちで始めたことが習慣になってしまい、何年も後になって後悔する時には手遅れなこともあります。個人的には非常に心配しています。
気づきを書くだけで解決案は何もなくて申し訳ないのですが、日本人のアイデアの豊富さで将来的には良い分煙案ができることを願っております。
喫煙スペースのドアを開き戸にすると、開閉時に室内の煙を外に引き出してしまう(日本たばこ産業のWebサイト資料より転載)
私が最も許せないことの1つが歩きタバコなのですが、本当に日本人のタバコのマナーの悪さには驚愕しますよね。。。(^^;
まさに、私も本当に嫌なので明らさまかもしれないけれど左右と上下に大きく移動します。