こんにちは。今回はカナダの大学生活についてお話ししたいと思います。
私は短期留学ではなく、正規の4年進学ということでInternational Studentやっています♪
はじめに軽く大学入試のことをお話しします。
カナダにはセンター試験のようなものはありません。高校の成績や活動が評価されます。
私の場合はカナダ人ではないので、TOEFLやIELTSといった英語話せるよという証明も必要でした。
学校によってどのくらい点があればいいのか変わりますが、カナダの4年大学はたいてTOEFL iBTで85以上要求されます。
エッセイ(志望動機や将来設計)などの課題が課されるところもあります。
私の場合は、大学への出願のほかに、ある特定の学部専用の出願もしなくてはなりませんでした。というのも、私の学科は定員25人なので、これも成績だったり、これまでの活躍が評価されます。
書類選考のあとインタビューもあり、私はもちろんそのためにカナダに行くことなどできないので、Skypeインタビューをしました。時代感じますね。
しかし、ボケボケな私は時差の計算を1時間ミスしてしまい、大学側から実家の家電に電話がかかってきて、母がとり、もちろん相手が英語だったのでパニクり、私もパジャマだったし1時間後だと思っていたので大慌てでパソコンを立ち上げる、という大失態。
みなさん時差は気をつけましょう。
ちなみにパジャマのまま面接しました。受かりました。一安心(笑)
のちに聞いてみると、その教授なんとSkype使うのが初めてだったそうで、向こうも緊張していたそうです(笑)
奨学金なども調べればいっぱいあります。インターナショナルはとれない奨学金もたくさんありますが、とれるのもあるので、調べてみてください。私の奨学金はエッセイやインタビューもありました。とりあえず応募してみれば何かしらには引っかかると思うので、応募できるだけ応募したほうがいいと思います。
それでは実際の大学生活について。
どのくらいみんなが勉強するのか、というと、まあ人それぞれだと思いますが、だいたい最低3〜4時間は毎日勉強すると思います。
私の大学の場合、基本的に5個授業をとります。一つ3〜5時間です。1時間半+1時間半のように2つに分かれる場合もあります。
だいたい毎日授業があります。うまくいけば金曜休みになったりします。
授業の前に、課題のリーディングはやっておかないと授業で何言ってるのか訳がわからないので予習は必須です。復習も大事だと思いますが、私は基本予習しかしません。
時間は作るもの、ですが、本当にどの科目でも復習していたら予習ができないので予習優先です。数学とかだったら復習のほうが大事だと思いますが、私は哲学や人文科学専攻なので授業中のディスカッションが大切になってくるので予習中心です。
でも授業を録音して、ノートに書ききれなかったところなどは聞き直して理解するようにするなどはします。
ノートは紙でとるより、パソコンでとる子のほうが多いです。みんなタイピングめちゃくちゃ早い。
カナダ人は高校出るとすぐに、多くの子が実家を出て、違う街の大学に行きます。
一人暮らしはあまりなく、ルームシェアやシェアハウスが基本です。
私も一軒家の2階部分を友達1人とシェアして住んでいます。
だいたい大学の近くにみんな住みます。バスで20分以上だと、遠いね!となるくらいです。
私の大学のまわりにはあまり何もないので、大学が全てを補う勢いで頑張っています。つまりどういうことかというと、大学に、本屋やカフェはもちろん、映画館、美容室、電気屋、薬局、パブ、スーパー、レストラン、というように大学の外に出なくても割と事足りるようになっています。
大学内のパブは何個かありますが、ホッケーの試合のときなどはみんな応援しているチームのユニフォームを着てビール片手に盛り上がります。
そのほかには毎週水曜日に歌手がきて、ショーをしています。
去年は水曜日夜9時まで授業だったので、そのあとクラスメートとそのショーに行くのが定番でした。
週末はパーティです。
私の街は本当にすることがないので、みんなパーティーするか、クラブに行くしかって感じなのです。
ちなみに飲酒は19歳からです。
お酒はLCBOという専用のお店でしか買えません。カナダのスーパーには料理酒しか売っていません!必ず身分証のチェックもあり、厳しいです。
しかし私のあるグループの友達とは、まだ明るいうちに手作りのクッキーを持ち寄ってお茶会をしたりもします。毎回テーマというかすることも決めて、折り紙大会だったり、ある人の結婚式のドレスの予想の絵をそれぞれ描いたり、クリスマスのデコレーションを手作りしたり、など健全でユニークでとても楽しいです。
クラブ(サークル)もたくさんあります。スポーツや音楽はもちろん、経済学部なんちゃらかんちゃら、のように真面目なのから、クリスチャンなんとかなど宗教関連や、中国人会など文化的なものまでいろいろあります。
でも日本のサークルのように、サークルみんなで仲良くなろうぜ!みたいな風潮はそんなにないです。全然知らない人もいます。
学祭もありません。やってみたかった。
テストや宿題がたくさんあるので、図書館は割といつもパンパンです。
期末テストの前になると、図書館も本気を出して、24時間営業になります。
テスト期間はMidnight Breakfastといって、無料で夜食の配給があったり、犬が癒しにきてくれたり(セラピードッグ)、ヨガの無料レッスンがあったりなど、学生に少しでも楽しみを与えようと学校も必死です。
私の大学は授業面でのサポートもあつく、どの教科でもOKな駆け込み寺のようなところ(いろいろな学部の上級生が待機している)や、エッセイに特化したライティングサポートセンターなるものもあったり、教授全員オフィスアワーといって学生が自由に教授に話しに行ける時間が最低週に1時間は設けられていたりしています。
私はどれも使いまくっていて、ライティングのセンターの人に顔も覚えられていますし、教授全員と顔見知りです。向こうも私のことを知っているのでいろいろ楽です(笑)
カナダ人は口をそろえて、大学が一番楽しい、と言います。
私は個人的に日本の高校がダントツ一番楽しかったので同意しかねますが、カナダの高校と比べると断然楽しいです。自分でやること・できることが格段に増えるし、何よりシェアハウスなど友達と暮らすということが一番の要因なのかな、と思います。
長くなってしまいましたが、今回も読んでくださりありがとうございました!
カナダの大学生活
こんにちは。今回はカナダの大学生活についてお話ししたいと思います。 私は短期留学ではなく、正規の4年進学ということでInternational Studentやっています♪ はじめに軽...
カナダに留学予定の学生です。
とても充実していて楽しそうですね!!
参考にしたいのですが、どこの大学に留学されていたのでしょうか??
研究者にとっても支援の行き届いた最高の環境です。
図書館の24時間営業にも驚きです。
たくさん「へぇ~」を独り言です・・・笑
パース担当のRyokoです!記事楽しく拝見いたしました。
大学に映画館、美容院、パブがあるとは!あとセラピードッグに笑いました(笑)手厚いサービスで素晴らしいですね!
しっかり勉強しているMariさんのお話を聞いて、ワーホリの私もちゃんと勉強しなきゃ…と反省しました。
パブは週ごとにイベントがあったりして、楽しいですよ〜!セラピードッグは落ち着いたcertificate付きのわんちゃんたちなので、子犬のようなハッピーさはなく、個人的にはそんなに…って感じですが(笑)
いやいや、私もだらけてばかりなので頑張らなきゃ!というところです!
いや〜必死ですよ、やっぱり楽にとれる単位ってないですから、最低限のことはしなきゃで、しかもその最低限がかなりきつい、という(笑)5科目全部週に100ページ近く出ることもあり、無理なときは読まないこともあります(笑)
そのグループの子たちの中で、朝早起きして朝ごはんを食べに行くというのも人気です、健全健康安心安全です(笑)