私が夫婦で海外移住すると決めた理由(その2)

私が夫婦で海外移住すると決めた理由

→その1を読まれていない方はこちらからぜひ!https://sharehouse.in/jpn/sharelog/detail/15655/

引き続き私の海外移住を決めるに至るまでの経緯を書いていきたいと思います!



忙しくも楽しい百貨店人生を送る中、入社8年目の時に友人伝いにある女性と出会いました。

彼女はとあるジュエリーショップの店長をしていたのですが、仲良くなったことをきっかけに彼女が勤めるお店へ遊びに行くようになりました。

ジュエリーの原材料である石や金などが世界の「どの国でどの鉱山から来ているのか、わかるものを使ってジュエリーを作る」という強い信念の元立ち上げられたエシカルジュエリーブランドです。



今となっては日本一の人気百貨店、新宿伊勢丹にも常設店舗を構えるブランドになりましたが、当時はさほど知られていませんでした。

代表が私と同じ地元・名古屋出身ということもあり、その事業を応援したい!私の百貨店で得た接客術やプロモーション力、人脈を生かしてこのブランドをもっと有名店にしたい!そんな想いがフツフツと湧いてきたら、居ても立ってもいられなくなりました。その頃、ちょうど名古屋店で店長を募集しているという情報が入りました。


大好きな百貨店を辞めないと、新しい場所では働けない。

せっかくお給料も良くて、福利厚生もしっかりしていて、安定していて、一緒に働く人達も良い人達で、そんな環境を捨ててまで、新しいベンチャー企業で働く必要があるだろうか?

周りの友人達や家族にも、勿体無い、いいの?と心配されました。

胃が痛くなる程考えました。


でも、私は今までの経験の中で大切なことが何なのか散々学んでいて、悩む前から本当は結論が出ていたんです。


「自分が心地よいと思える世界は、自分で作っていくものだ」

「一番大切なものは人とのご縁である」


私は今、新しいことに挑戦したいと強く思っている。
今回友人からいただいたご縁は何か必ず意味があるに違いない。


人生は一度しかなくて、出来ることは限られている。
明日死んでしまうかもしれないなら、やりたいことは全部やってから死にたい。


自分の気持ちに、信念に、正直に、挑戦したいのなら挑戦しよう!


そう決めた私は、名古屋店店長職に応募しました。

後日現店長である友人、幹部の方、最後には代表と面接を数度行い、採用が決定。

8年間勤めた百貨店を辞めて新しい道を歩み始めました。





初めの3か月はわからないことだらけ。百貨店で働いていたとはいえ、店長職に就くのは初めてです。

毎日胃が痛くなる程唸りながら考えました。どうしたらお客さんにもっと満足して貰えるのだろう、どうしたら売り上げに繋がるのだろう?

その頃ご縁があり一緒に働くことになった販売経験豊富な50歳の女性と試行錯誤しながら日々努力していったおかげで少しずつ売上が上がり、過去殆ど予算の取れていなかったお店でしたが、入社4ヶ月目についに予算達成!

その後も退社するまで売上達成を続けることができました。さらには入社前から目標にしていた、元職場である百貨店への期間限定出店も、偶然ジュエリー売場のバイヤーがプライベートで私のお店入っているビルへ訪れたことをきっかけに実現!!

それもそのバイヤーと以前良い関係が築けていたからこそ実現できたこと。


期間限定ショップも、元職場の人たちや顧客様が駆けつけてくれて、沢山の新しいお客様にも購入していただけたおかげで予算を大幅にクリア!





この経験を通して、やっぱり

「自分のやりたいと思ったことはとことんやるべき!」
「周りの人とのご縁を大切にしていれば、新しい道は開けていく!」

と確信したのでした。

これからも自分に正直に、後悔のない選択をしていくことが自分にとって心地よい世界を作っていく。



私が自分の道を歩み始めてから出会った大切なもの。

大好きな百貨店、ジュエリーブランド、そして、私が次に出会ったのが、今私が住んでいる美しい街、パースでした。


その3に続く→


  7
  0
私が夫婦で海外移住すると決めた理由(その1)
Back
私が夫婦で海外移住すると決めた理由(その3)
Next
こんにちは!RYOKOと申します。

2015年5月 Perthへ夫婦で移住して参りました。
日本では大学卒業後、百貨店の正社員として8年間勤務。
プロモーション企画、ディスプレイ監修、接客研修講師を担当。
その後百貨店での経験を活かし、ジュエリーショップ店長を務める傍ら、女性誌WEBサイトのブロガーとして活動。
2014年 Perthへ一人旅しに訪れフレンドリーな人々と美しい自然にすっかり魅了されてしまい夫婦で移住を決意。

大好きなPerthをみなさんに知っていただけるよう頑張りますので宜しくお願いいたします♩
Comments
Total: 0