【シカゴを知ろう!その3】知っていると便利なシカゴのコミュニティ・エリア(その1)

もちろんもう皆さんはすでにご存知の通り、シカゴは本当に大きいんです!

そして、【シカゴを知ろう!その1】でもお話した通り、地域によってすぐに文化の違いを感じられる程コミュニティ色が強いんです。

そして、その小さなコミュニティの数、なんと77!!


これから色々な地域などのお話をしていく上で知っておくと便利なコミュニティ・エリアを今回はご紹介します。



(シカゴダウンタウンとJay Pritzker Pavilion)


ノースサイドとサウスサイド

シカゴをまず大まかに分けると、ノースサイド(北側)とサウスサイド(南側)と、シカゴを横切るI-55(フリーウェイ)を境にパックリ分けられます。その違いを知っておきましょう。


◼︎ノースサイド

まず私の印象としては、ノースサイドは主に白人が多く、学生、ヒッピーなエリアやおしゃれな店、レストランが多いイメージです。治安もサウスサイドに比べると安全です。

そして、シカゴにある野球チーム2つのうちの1つ、シカゴ・カブスの本拠地リグリーフィールドもあります。なので、ノースサイドの人たちは自然にカブスファンとなります。



(おしゃれなバーが多いのも、ノースサイド。)



◼︎サウスサイド

サウスサイドは、アメリカでは”ブルーカラー(Blue-Collar)エリア”と呼ばれ、労働階級の人たちが多く住みます。

南に行けば行くほど黒人が多いイメージです。昔はブルーズ、ジャズの本場として栄えていました(今ももちろんたくさんのバーなどがあります)。

犯罪率は高く、エリアによっては近づかない方がいい場所もあります。

もう1つの野球チーム、シカゴ・ホワイトソックスの本拠地USセルラーフィールドがあります。

あのオバマ大統領が住んでいたHyde Parkも、サウスサイドにあります。

ちなみに私が住んでいるのも、サウスサイドです!(家からセルラーフィールドが見えます)




とくに私が強く感じたのは、サウスサイダーはサウスサイドへの愛着がとても強いということ。

地元愛に溢れている人がたくさん!


この違いからもおそらく分かるように、多くの人にとって住みやすいのはノースサイドになるでしょう。ですがその分家賃はノースサイドの方が割高なことがほとんどです。

サウスサイドは場所によって怖いことは間違いありませんが、逆に場所を選べばリーズナブルな家賃で安全に生活することもできます。私は今まで快適に過ごせています。


シカゴを訪れる場合は、一つのサイドに限定せず、両方の文化の違いを楽しんでみてください!

シカゴの大きさ、文化の多様さを肌で感じられると思いますよ。

次回は77の小さなコミュニティについて見ていきたいと思います!


  9
  0
【シカゴを知ろう!その2】シカゴの交通手段って、どんな感じ?
Back
【シカゴを知ろう!その4】知っていると便利なシカゴのコミュニティ・エリア(その2)
Next
2003年に英語と音楽を勉強するため渡米。
ワシントン州シアトル(Shoreline Community College)
アイダホ州ボイシー(Boise State University)
テネシー州メンフィス(The University of Memphis)
での学業を経て、2013年に修士課程修了。

現在はイリノイ州シカゴにて生活しています。

アメリカ留学(とくに音楽留学)、アメリカ生活へのご質問、どんどんお寄せください!
Comments
Total: 0