東京シェアハウスに出会ったきっかけとホームステイ
最初のきっかけは友達が「プレナーズ」っていう、
長期インターンを紹介してくれる会社を教えてくれたことです。
話だけ聞こうと思ってプレナーズに行った時に
「東京シェアハウス」を知りました。
そもそも私が東京シェアハウスのどこに惹かれたか。
会社の理念がとても素敵なんです。
―東京シェアハウスは、シェアする暮らしの魅力や情報を発信し、シェアするライフスタイルの普及と、人と人のつながりを世界中で増やすコトを目標に活動しています。(中略)良い事ばかりじゃないけれど、自然に笑い、泣き、語り、遊び、感動できること。誰かと一緒に過ごす時間からは、色んなコトが生まれます。―
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3歳の時から家には色んな国の人がホームステイに来るようになりました。
家の中で靴を脱ぐことに驚く人や、
布団を目にして「ベッドはどこですか・・・?」っていう人、
毎日、「マックのハンバーガーが食べたい」っていう人。
最初は、“違う国の人”の印象が強かったのが、
一緒に暮らしていると、家族みたいな不思議な感覚になるんです。
受け入れ側から、受け入れてもらう側になったのは、小学校5年生の時。
二週間韓国のウルサンにホームステイに行きました。
ホストファミリーはとってもすてきな四人家族。
初めてのホームステイでしたが、温かい家族のおかげで
一度もホームシックにはなりませんでした。
日本に帰る前の日、オンマーが私に
韓国の伝統的な衣装チマチョゴリをプレゼントしてくれたので、
感謝を伝えようと別の部屋でテレビを見ていたアッパーに見せに行くと、
「가지마~(カジマ~)」って一言だけ言われたんです。
「カジマ」が、帰らないで。行かないで。という意味だと知った時は本当に嬉しかったです。
アッパーは仕事がとても忙しく、ホームステイ中に一緒に過ごした時間が
沢山あったわけではありませんでした。
それでも、少しさみしそうな顔で言ってくれたアッパーの「カジマ」は
私にとって大切な言葉です。
それから、帰国するときにオンマーが、私の日本の母宛に日本語で書いてくれた手紙には
「私の三番目の娘を日本にお送りします」と綴ってありました。
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この小学五年生の夏の体験があったからこそ、
私は、誰かと暮らす良さを知れたのだと思います。
知り合うまでは、赤の他人。
でも何かの縁で出会い、一緒に暮らすことで
日本人と外国人という枠を超えてつながれる。
東京シェアハウスに出会ったきっかけとホームステイ
最初のきっかけは友達が「プレナーズ」っていう、長期インターンを紹介してくれる会社を教えてくれたことです。話だけ聞こうと思ってプレナーズに行った時に「東京シェアハウス」...