幸せの形は人それぞれ違う、人生は自分の選択によってつくられる

幸せの形は人それぞれ違う、人生は自分の選択によってつくられる

安定した仕事を辞め、言葉に不自由がある海外での生活を始めたり、厳しい環境にあえて身を置くのはいったいなぜなのでしょうか。

もちろん、安全なところに身をおくことの幸せ、平穏な幸せも素晴らしいです。

...ではなぜ、あえてチャレンジをするのか、なぜ平和で安全な国の日本を出て、わざわざ言葉も分からない、日本より安全でない国へ行くのかというと、それは一言ではいえません。

海外に出ること、海外の中でも快適な環境から厳しい環境に自ら身をおくこと、それは人生自体がチャレンジだからではないでしょうか。

安定した環境を持つことがゴールの人もいます。とにかく自分の生活が安定することを目標に危険を犯さない、リスクをとらないことを目指す人ももちろんいます。家族のためにとそういうゴールを目指す方もたくさんいらっしゃいます。それにそれは簡単なことではありません。とても努力と根気のいることです。

本当はやりたいことがあるけど、それでも一番大切な家族のために自分の夢は後でいいから安定した会社で家族に安定をあげたいという方もとても多くいらっしゃいます。そういった方の家族の方はとても幸せだと思います。

そういったことを分かった上で、それでもリスクをとる、という道があるということです。逆に、そういった自分の道を進むという生き方を選ぶ人も安定した道を選ぶ場合の幸せがあるということです。

会社を辞めて海外に来ることが、その後の人生にどれほどの未来を創るのか、その後の人生にどれほどの安定を失うのか、それは全く分かりません。だから決意をしたら努力をしないといけません。安定した生活を維持し続けることも努力が必要です。

どんなことでも結局努力が必要、でも見た目が違うだけなのです。安定した生活をしているからといって努力をしていないわけでもない、幸せな生活ではないなんて誰にも言うことはできません。反対に、常に挑戦するような生き方をしている人を見て、一見生活自体の不安定さや苦労している姿を見て、苦労している人生だと決められるでしょうか？その人にとっては、苦労しながら挑戦している事自体に人生の意義を感じているかもしれません。

苦労したから良くない人生だったわけでもなく、安定した人生だったから悔いのない人生だったわけでもなく、総合的に判断して最終的には自分が納得のできる人生であれば良いのだと思います。

現在の生き方で死ぬ前に後悔はしないでしょうか？

幸せの形、自分の人生の形は人それぞれ違います。どこに幸せを感じるか、何に人生の意義を見出すか、自分の人生は自分の選択であって、他人に判断されるものではありません。

2016年最初の記事は私のお気に入りから。2016年、みなさんにとって良い一年になりますように。