【アメリカ留学入門編・その６】アメリカの物価って、どうなの？（生活費編）

日本とアメリカの物価の違い、食費編はどうだったでしょうか？

今回は、その他の生活に必要な費用を見ていきたいと思います。

▪︎ガソリン

車を使うことの多いアメリカでは、ガソリン代は生活費に大きく関わってきます。

住む街や州によっても値段が大きく変わってくるので、違う都市もピックアップして比べてみましょう！（９月４日現在）

　　　日本　　　全国平均 130.7円/リットル

　　　アメリカ　全国平均　 $2.41/ガロン　（約76円/リットル）

　　ニューヨーク $2.726 　　　（約85円）

　　ロサンゼルス $3.499 　　　（約109円）

　　サンフランシスコ　$3.297 （約102円）

　　シカゴ 　　　$2.91 （約90円）

　　　　　　　シアトル $2.976 （約92円）

　　ボイシー $2.853 （約89円）

      ダラス 　　　$2.18 （約68円）

　　メンフィス 　　　$2.416 （約75円）

　　マイアミ $2.265 （約70円）

これは知っている方がほとんどだと思いますが、アメリカのほうが断然安いですね。

アメリカでは、やはりロサンゼルスが一番高く、ガソリン代はなぜか南部に行けばいくほど安くなっていく感じですね。

（シカゴのダウンタウンが少し見える、我が家のバルコニーです。）

▪︎家賃

生活費で一番気になるのは、何と言っても家賃ですよね。これはガソリン代以上に、住む場所によって大きく左右されます。

日本の1LDKとアメリカの１ベッドルーム（いわゆる1LDK）の値段で比べてみましょう！

日本 　　東京都 港区 21.25万円

　　 世田谷区 12.98万円

　　 渋谷区 18.06万円

　　 三鷹市 11.90万円

　　 町田市　　　　 7.74万円

　　神奈川県　横浜市中区 7.79万円

　相模原市緑区 5.01万円　（私の地元です）

　　大阪府　大阪市中央区 6.47万円

　　愛知県　名古屋市東区 6.56万円

　　福岡県　福岡市中央区 4.85万円

日本はやはり東京の中心がダントツに高いですね。東京都港区は私の地元の４倍以上！

それでは、アメリカの平均家賃を見てみましょう。

アメリカ　シカゴ $1,697　（202,443円）

　　ダラス 　　　$1,241　（148,045円）

　　ロサンゼルス $1,950　（232,624円）

　　メンフィス 　　　$611 （72,889円）

　　ニューヨーク $3,039　（362,536円）

　　サンフランシスコ　 $3,213　（383,293円）

　　サンノゼ $2,343　（279,507円）

　　ボストン $2,085　（248,729円）

サンフランシスコとニューヨークがビックリするほどの値段！お給料も高めとはいえ、カリフォルニアとニューヨークの家賃の高さは有名です。

私が見たサイトでは主に家賃の高い都市しか調べられなかったのですが、私の住んで居たメンフィスはたまたま載っていました。他に比べてかなり安いですね。

メンフィスは貧困層の人達の多い都市なので、家賃やその他の生活費が全て安いです。実際、私たちが一番始めに住んだ家の家賃も、2 Bedroom/2 Bathroom の家で$670と格安でした。でも、その家があった場所はメンフィスでも特別危ないと言われている地域との境目に近かったので、それが理由だったと思われます。

（メンフィスで住んでいた家です。ここは少し危ない場所から離れていたので、家賃も前の家より少し高めでした。）

アメリカでは、安い家賃にはちょっと危なかったり怪しい理由がつきものです。そういった事はしばらくその土地に住んでみないと分からないことがほとんどなので、初めての留学ではいきなりの一人暮らしはオススメできません。

同じ都市の中でも、ダウンタウンに近づけば近づくほど家賃は高くなります。なので、大都市は特に、同じ市内でも地域によって家賃に大きな差が出るので、上記の値段よりもう少し安く借りることができるということも覚えておきましょう。

そして、もちろん家賃を抑えたいのなら、シェアハウス、ルームメイトありのアパートに住むという方法が一番です。

▪︎水道光熱費

生活費の残りといえば、光熱費ですね。ざっくり比べてみましょう。

日本（平成２５年） 19,831円（全世帯平均）

11,863円（単身世帯平均）

とても時間をかけて頑張って調べたのですが、アメリカでのデータはハッキリ出てきませんでした・・・。

アメリカでは州や街によっても光熱費のレートが大きく変わる上、家とアパートでも値段が随分変わるのですが、国勢調査によると平均で各家庭月$304使われているというデータが出ているそうです。

この値には、ガス、電気、水道、電話（おそらく固定電話）代なども含まれているそうです（もしかしたらインターネットも入っているのかもしれません）。

もちろんこれが一人でのアパート暮らしとなると、随分変わってくるのではないかなと思います。ちなみに、アパートでは大体家賃に水道代、ゴミ収集代が含まれていることがほとんどですが、一軒家の場合は全て自分達でまかなわなければなりません。

アメリカのガソリン代は日本と比べ物にならない位安いですが、それ以外の生活費は日本よりも高い印象ですね。ですので家賃同様、生活費を節約したかったら、ルームメイトを持つのが一番の近道です！

そんな他の住まいの形（シェアハウス、ホームステイ、寮など）もおいおい紹介していきますね。