言葉や国を超えて出会う
今日は図書館でまとめものをしていたのですが、素敵な出会いがありました。
私のお茶ボトルを見た女性がどうしても気になったらしく、話しかけてきたのです。
最初は、ジロジロっと見てくるので、水ではないものを飲んでいたから注意しに来たのかと思ってしまいました。
「どこで買ったの??」というところから始まり、「スープを入れてもいいわよね」となり、彼女がプラスチックやステンレスは苦手なこと、また私の洗剤のにおいも気になったようでそういったたわいのない話からかなり話し込んでしまい、やたらと気があうことをお互いに感じ、番号を交換しておいたのです。番号は私から聞きました。
せっかくの出会いなので縁をつなぎたいなと思ったので、メールをしたら電話がかかって、今度散歩しながらカフェに行こうということになりました。まだ今日会ったばかりですが、おそらく彼女とは長く付き合っていける友人になれるような気がしています。
大人になる程、新しく友達が増えることが難しいように思います。
ちょっとしたきっかけから、ちょっとした発見から、ちょっとのステップで貴重なことって得られるんだなと思います。
相手が男性でも女性でも、仕事の機会でも、何かのチャンスでも、意外と身近なところにあり、ちょっとのきっかけやステップが大事なんだと思います。
たまに、外国の人と付き合うのって大変じゃないの?と聞かれることがありましたが、「日本人対日本人以外」という関係ではなく、「自分対その他」になるので、あまり日本人でないことは言葉や文化という点を除いては関係ないように思います。反対にそれでは「日本人と日本人」ならうまくいくのかというと、そうでもないと思います。結局は「自分とその他他人」がうまくいくかどうかということだと思います。
言葉が同じで言葉というツール自体は通じ合っても、言いたいことがちゃんと自分のニュアンスで伝えられたとしても、「心」が通じ合わない人とは、何かがかみ合わないと思います。反対に、言葉が違うので100%自分の言いたいことが伝えられなかったとしても、言わんとしていることが通じ、分かり合えるということも存在するのです。
同じように、言葉が通じるから「心」が合うということはなく、日本人だから日本人や日本が合うということもなく、反対に、言葉で苦労しても、自分の国ではないから苦労したとしても、なぜか「心」が安らぐ、居心地が良い人や場所というものがあるように思います。