【アメリカ留学上級編・その５】 ID（身分証明書）を作ろう！

アメリカである程度の期間生活するとなると、パスポート以外の身分証明書がある方が断然便利です。

どんな身分証明書があって、どこで手に入れられるのでしょうか？

Student ID

（なんか目つき悪いですね・・・スミマセン）

これは学生ならば、学校に入学してすぐに作らなければならないカードですね。

入学する際のオリエンテーションなどで作れたり、そこで説明を受けて後日自分でオフィスに作りに行くという学校もあるでしょう。

実はこのStudent ID、学校内ではお金の代わりにもなるんです。

学校のアカウントにお金を入れておけば、学校内の売店やカフェテリアでの食事などにこのカードで支払いをすることができるので、財布を持ち歩く必要もないんです。便利ですよね！

学生寮の説明をした際に食事付きだ、という話をしましたが、この食費はこのカードで管理される学校がほとんどです。

そしてこれは日本でも同じだと思いますが、アメリカでも学生割引が使える機会はとても多いので、常に持ち歩いていればトクすること間違いなしです。

Driver’s License

アメリカに留学する時点で日本の運転免許証を持っている場合は、その免許証とともに国際運転免許証（各都道府県で申し込みします）を携帯していれば合法的に運転はできるのですが、滞在期間が数ヶ月以上になる場合は滞在している州の運転免許証を取ることが義務付けられています。

その際は、学科と実技両方の試験を受けなければなりません。と言っても、日本の試験ほど厳しくないので、日本で運転していた人ならば実技の心配をする必要はありませんが、学科はルールも日本とは異なりますから、きちんと勉強しましょう。

滞在している州のDMV(Department of Motor Vehicles)に行けば勉強するための冊子がもらえますので、それを手に入れて勉強します。（↓こんなんです）

日本人の多い地域では日本語の冊子がもらえたり、テストも日本語で受けることができたりもするので、英語に自信がない場合でも大丈夫です！

（これは学科試験が受かった後にもらえる、いわゆる”仮免”です。これがあれば、運転免許を持っている人を乗せている車で練習したり、公道を走ることができます）

State ID Card

アメリカで使えるきちんとした身分証明書は必要だけど、日本で運転していなかったし、これからもしたくない（必要ない）！という場合は、State ID Cardというものが作れます。

これは、見た目は運転免許証にソックリな身分証明書です。運転免許証を申し込むのと同じDMVで申し込むことができます。

これはただの身分証明書なので、試験はもちろん必要ありません。規定で決められている身分証明書（パスポートやビザなど）がきちんと揃えられれば、誰でも手に入れることができます。

学生証は学生であることの証明のみで誕生日などの情報はありませんので、免許証かState IDのどちらかを取ることをオススメします。

パスポートでも身分証明は出来ますが、無くしてしまった時のリスクを考えると常に持ち歩いているのは危ないですし、かさばる分必要な時に毎回取り出すのが面倒になってきたり、忘れることがあったりすると思います（経験者です）。

免許やState IDならばカードサイズなのでお財布やパスケースに入れておけますし、お酒を買ったりレストランやバーでお酒を飲む際にすぐに取り出せて楽ですよ！