英語ができるようになりたい、留学したいと考えている方に
英語ができるようになりたい、という気持ちから英語>語学留学・語学学校と検討する方は多いと思います。
英語を伸ばしたいと思う人は、英語を使って何かがしたいというのが根底にあるのだと思います。
人間の通常の欲だと思いますが、少し得られればもっと欲しいと、英語が少しできればもっとできるようになりたいと、英語が使えるようになればもっと使いたいとそう思うのではないかと思います。
となると、学生時代の留学で帰国しなければいけない事情がある以外の場合は、語学留学で満足して帰国するということは少ないのかなと思うのです。語学留学で伸ばした語学力を使ってみたい、試してみたいと思う可能性が高いように思います。
オーストラリアで英語を勉強する場合、大まかに3パターンあります。
①観光ビザー3ヶ月または6ヶ月入国でき、就労はできないが学校には最大12週間(3ヶ月)通うことができる
②ワーキングホリデービザー1年間入国でき、条件付きであるが就労が可能で学校には最大17週間(約4ヶ月)通うことができる
③学生ビザー学校期間に応じて滞在が可能。就労は条件付き。
この場合、年齢的に間に合っていたら、①の観光ビザまたは③の学生ビザで勉強して、その後②のワーキングホリデービザを使うというのは良い手ではないかと思います。そうしたら、ワーキングホリデービザをうまく使い最大1年間まるまる仕事、伸ばした語学を生かす時間に使えるのではないでしょうか。もちろん学生ビザで進学を続けることも可能ですが、学生ビザということは学校に通うということですから、その分スケジュールに制限がかかりますし、ビザ上も2週間で40時間(つまり1週間20時間程度)という制限もあるので実際に仕事を探すということになると条件が合わなかったりするのです。
その次に考えて欲しいことが、英語を伸ばしたいということにとらわれ、語学学校に大金を使い、もっと英語を使って仕事がしたい、そのために学校に行きたいと思った時にその資金がなくて諦めるということが起きて欲しくありません。先にも言った通り、自転車の練習と同じで、できるようになったらもっと乗りたい、いろいろなところを走ってみたいというのと同じように英語ももっと伸ばしたい、使いたいと思うものだと思うので、仕事に生かしたい、進学したいということも視野に入れて欲しいのです。
ある程度の語学力がついたら、専門学校のような学校に行くレベルは到達できるかもしれません。
そうしたらビジネスからアートまで、本当に様々な分野があります。英語を1年間学べば英語は高いレベルまでいくかもしれませんが、仮に英語は3ヶ月や6ヶ月などにすればその残りの金額をビジネスやアートや何か自分の興味のあるものを英語で学ぶことができるかもしれません。英語だけを学んでいくのではなくて、現地の学生に混じって、自分の興味のあるものを学ぶ、それが英語だから難しいこともありますが、でも興味があれば知らないことも知りたいと思うだろうし、その分英語ももちろん伸びるし、さらに日本に帰国した場合であっても、勉強していた時と同様に日本語だけのニュース、最新情報を見るのではなく、海外のニュースや最新情報も継続して追っていくことができると思います。
日本は進んでいると思いますが、海外の英語圏の情報までも追うことができたらその可能性はもっともっと広がっていくと思います。幅広く、いろいろな視野が常に持てるのではないかと思います。
そんなことができたかもしれない、という後悔をして欲しくないのです。
英語を伸ばしたいという方、その後の「欲」を考慮して、語学学校に費やす期間と費用、ビザのタイプ、どの順番でビザを使うか、英語を勉強するのではなくて、英語で何かを勉強する学校にはどういう学校・コースがあり、求められる英語のレベルはどのくらいなのか、費用はどのくらいなのか、そういったことも考えて欲しいのです。
英語ができるようになりたい、留学したいと考えている方に
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