バンクーバーの夏

はじめまして。カナダはバンクーバーに留学中のMarrouです。
現在滞在4か月目。この街での暮らしがだんだんと「日常」と呼べるようになってきたように思います。
日々の中で、これはっ!と思ったことをお伝えしていきます。
よろしくお願いします。


カナダと言えば「寒い国」というイメージをもたれる方は多いと思います。
確かに地図を広げてみると、カナダの国土全体が北海道よりも高緯度に位置していますし、国土の一部は北極圏。
ですが、ここバンクーバーでは西海岸特有の適度に暖かい、爽やかな夏を過ごすことができます。


バンクーバーの夏は、基本的に乾燥していてカラッとしています。
もちろん梅雨もありません。
雨は週に1回降るかどうかといったところで、抜けるような青空の綺麗な晴れの日が多くみられます。
(時々水不足に陥り、街の植物が弱ったり、山火事が起こったりと、それはそれで大変な問題もあります)

日差しはとても強く、日光を浴びると焼け焦げそうな感覚に陥りますが、乾燥しているので汗はあまりかきません。
海沿いなこともあり、爽やかな風も時折吹いてきます。
また、日陰に行くとたちまち涼しく、時には肌寒さを感じるくらいになります。
夏場はいかに日陰をうまく探し、隙を見て入るかというのが重要になるでしょう。
併せて、男女問わず紫外線対策とお肌の保湿を忘れずに(自戒も込めて)。
日焼け止め・サングラスは特に必需品です。


気温は最高で30℃前後ですが、ほとんどの日は20℃台が続きます。
室内は涼しいことが多いので、クーラーがない家が多いです。
確かに、家にいて暑いor寝苦しいと思う日もありましたが、それも数日くらいのものでした。
そして気を付けたいのが、日中と朝晩の気温差。
昼間は暑くても、翌朝には半袖では肌寒く感じるくらい冷え込むこともあります。
ベースメント(地下)など、普段日光のあまり当たらない部屋に住むならなおさらかと思います。
夏でも長袖の羽織物やブランケットなどを用意されることをおすすめします。

筆者は日本以外で夏を過ごしたことがありませんでしたが、バンクーバーで過ごしたこの夏、人生で一番爽やかな夏を過ごせた!と思っています。
(日本の夏も趣があってよいですが。そういえばこちらには蝉もいません)
避暑地としてバンクーバー、おすすめです。
実際に、バンクーバーのベストシーズンも夏といわれます。
皆海で山で街で、思い思いに全力で夏をエンジョイする光景がみられました。

そして今は9月。
7~8月に比べると気温も徐々に下がり、穏やかな秋晴れの日や雨の日が増えてきました。
バンクーバーはこれから冬にかけて、雨季に入ります。
別名Raincouverと呼ばれるほど、毎日雨が降り続くとのこと。
筆者もこちらで初めての冬を過ごしますが、きっと雨季のしっとりとした、太陽が恋しくなるような気候を経験してなお、バンクーバーの夏が美しく、キラキラしたものに思えることでしょう。

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日本での数年の会社員生活ののち、語学留学中。
英語とYogaをたくさん学び、でっかく(体型以外)なって帰国予定。
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