【留学経験者インタビュー】佐藤祐子さん「興味があるなら、怖がらずに飛び込んで!」
こんにちは☆Kaoriです。
今回の「この人に会いたい」シリーズはアメリカから!
やはり留学先の人気な国としてはアメリカが未だに高く、
特に日本からの大学留学となるとイギリス・アメリカは上位にあがってきます。
今回は単身でアメリカの大学・大学院に進学し、音楽家としてフリーランスで活動されている素敵な女性のお話です。
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プロフィール:
お名前:佐藤祐子(さとうゆうこ)
神奈川県出身、35歳。日本の大学在学中にアメリカ短期留学を経験した後、大学を中退しアメリカへ戻ることを決断。シアトル留学中に様々な出会いを通して打楽器演奏の勉強を志し、その後大学、大学院を卒業。音楽修士。現在はシカゴでフリーランスでの演奏活動と、留学関係のブログを執筆中。
(留学編)
1. 海外へ飛び出そうと思ったきっかけは何ですか
元々映画や海外ドラマの影響からアメリカに興味はあったのですが、日本の大学でワシントン州に短期留学したことをきっかけに、さらにアメリカで英語と音楽の勉強をしてみたいと思うようになりました。
2. 今までにどこの国に留学されましたか
留学したのはアメリカのみです。
3. 留学先ではどんな勉強をされましたか
始めに行ったシアトルのコミュニティカレッジでは、英語と音楽(音響関係)を勉強し、その後は四年制大学へ編入して打楽器を本格的に勉強し、最終的には大学院で修士を得ました。
4. アメリカの現地の学校生活と日本で大きな違いはありましたか
アメリカのコミュニティカレッジでは、高校を卒業したばかりの若い学生から、リタイアしたおじさん、キャリアチェンジをするために勉強する大人など、本当にたくさんの境遇の人たちと肩を並べて勉強しました。大学は高校卒業後の同い年が大多数を占める日本とは、そこが大きな違いだなと思いました。あとは言われている通り、卒業するのが大変です!
5. 渡航前に不安はありませんでしたか
不安はもちろんありましたが、それよりも希望というか、ワクワク感の方が勝っていた気がします。
6. 語学力を伸ばすために努力されたことなどありますか
日本では留学前はNHKラジオの英会話講座や、英語が使われることが多いラジオなどを毎日なるべく聞くように心がけていました。アメリカに来てからは、授業をきちんと理解できるように講義を録音して家で聞き直したりして復習していました。
7. 現地で生活してみて、どんなところが良かったですか
やはり外国語を身につけたい場合はその国に身を置いて日常的に言葉を使ったり、文化を肌で感じることが一番の近道ですし、日本と全く違う文化の中で生活することによって、自分の価値観がたくさん変わったこと、視野が広まったことが良かったなと思います。
8. 逆に困ったことやカルチャーショックはありましたか
始めの頃は、日本人の感覚で「言わなくても分かってくれるだろう」と思いながら相手と接して全く気持ちが通じなかったり、言いたいことはストレートにハッキリ言う人が多いアメリカ人の発言を間に受けて落ち込んだりということはたくさんありました。
困ったことは・・・生活に慣れるまでは小さいことから大きなことまで日常茶飯事でした(笑)。
9. 実際に海外で生活をして、自分の変化はありましたか
先の答えと同じになりますが、海外で生活をすることによって今までの自分の”普通”が普通でないことに気づいたり、本当に色々なバックグラウンドの人たちと接することにより自分の世界がとても広がりました。逆に、日本を外から冷静に見ることによって、今まで気づかなかった日本の良さをしみじみ感じるようになったり恋しくなったりして、日本人としての誇りは確実に深まりましたね。
(お仕事編)
10. 今はどんな活動をされていらっしゃいますか
大学在学中からフリーランスの打楽器・ピアノ奏者として演奏活動をしたり、レッスンを教えたりしています。こちらで知り合い、結婚したヴィオラ奏者の夫ともデュオを組んで、メンフィスでは毎週教会で演奏したりしていました。シカゴに引っ越してきてからは仕事らしい仕事はまだあまりできていないのですが、これからもオーケストラのオーディションを受け続けつつ、人脈を広げて仕事を増やしていければなと思っています。
他には、友人からの縁でTOKYO SHAREHOUSEのサイト(http://sharehouse.in/eng/sharelog/)にブログを載せています。アメリカ留学、海外生活をしたい人の役に少しでも立てればと思っています。あとは、趣味の消しゴムはんこでアート作りも始めたので、それを販売していければなと思っています。
11. 今のお仕事をしようと思ったきっかけは何ですか
昔から音楽を演奏することが大好きだったのですが、それを仕事にするほどの実力はないと決めつけて諦めていました。アメリカ留学してから、周りからたくさんポジティブな後押しを受けて、もっと音楽と打楽器を本格的に勉強してみたいと思うようになり、今に至っています。
12. 海外でのお仕事で楽しいこと、または大変なことはありますか
私の場合は好きなことを仕事にしているので、仕事(演奏)自体は楽しいことが多いのですが、フリーランスなので収入は安定しませんし、仕事によっては割に合わないなと思うこともあります。芸術関係の仕事は、どこでもまだ理解が足りないなと感じることが多いです。この今ある技術を得るために、どれだけ練習と勉強に時間を費やしてきたかということに価値を見出してくれる人はまだまだ少ないですね。
13. 海外へ飛び出して良かったと思いますか
良かったです!
14. これからやってみたいこと、自分のゴールはありますか
今までずっと学生で貧乏生活続きだったので、アメリカばかりで他の国へ行けていないので、もっとたくさん世界を見て周りたいです。
音楽家としては、ゴールがないというか・・・いつまでも永遠に学び続けていけるものだと思うので、もっとたくさんインスピレーションを受けて良い音を生み出していきたいです。ひとりの人間としては、毎日色々なことに感動していたいです。これも、終わりがないような気がしています。
15. これから海外へ行く人または、まだ踏み出す勇気が出ないという方へメッセージをお願いします。
興味があるなら、怖がらずに飛び込んでしまいましょう!人生一度きりですから、やりたいことはやらないと損です。大抵の不安は、一度踏み込んでしまえばすぐに打ち消されると思います。私なりのメッセージをブログに書いたので、ぜひ読んでみてください。
【アメリカ留学入門編・その7】留学を決断できない時は・・・?
https://sharehouse.in/eng/sharelog/detail/10008/
☆まとめ☆
彼女に出会ったのは大学1年の時。
同じ英語のクラスで、アメリカの大学の留学先も一緒になり、留学先の寮も一緒になったことで急接近したのがきっかけで、それからはどんなにお互い離れた土地にいても何かと支えてもらってました。
おっとりしてるようで、実は芯が強い!
自分の目標に向けてコツコツと努力をしてきた人です。
海外の大学は卒業するのが本当に大変と言われていますが、
母国語ではない環境でも大学、それから大学院までを卒業した彼女は本当に強い女性ということが分かると思います。
自分のしていることにワクワクした気持ちを持つこと。
それが不安を打ち消し、単身アメリカで過ごせた秘訣なのかもしれません。
一度きりの人生、自分のやりたいことをして好きなことを仕事にできている彼女。
これから留学を考えている人も、海外に出ることを考えている人も、彼女のような強さで好きなことができる環境を勝ち取ってほしいなと思います。
We are more than happy to help you a "Sweet Home" during your stay in Sydney.
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【留学経験者インタビュー】佐藤祐子さん「興味があるなら、怖がらずに飛び込んで!」
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