オーストラリア人と有給休暇

皆様、有給休暇、しっかりと取れていますか？

日本で、学校のせんせをしていたころは

有給休暇を消化しきれたことはありませんでした。

・休みを取ると、周りの人に迷惑がかかる

・サボっていると思われる

という雰囲気の中で

取れなくても、特に疑問を持つことなく

働き続けていました。

しかし、オーストラリアに６年住んだ今

オーストラリア人の有給休暇に対する考え方や

有給休暇の取り方を見るにつれ

その良さ、メリットに開眼する思いです。

有給休暇は何日？

フルタイム、またはパートタイムで働いていると

１年で２０日間（４週間）の年次有給休暇（＝Annual leave）がもらえます。

１日単位で取ることもできますが

たいてい、週単位で

取得することが多いです。

Annual leaveとは別に

病欠のためのSick leaveというものも１０日間設けられています。

有給休暇の不思議

有給休暇中のお給料は、普段より増えるんです！

初めて年休をとった後の給料明細を見たとき、

いつもより額が多く、うはうはし、内緒にしておこうと思ったものです（笑）

しかし、後から、オージーならだれでも知ってるよ！と

オージーの友人に教えてもらいました。

Annual leave loadingと言って

Annual leave中は、基本給の１７．５％上乗せしてくれるのです。

休暇を取って

尚、お給料が増えるなんて、魅力的ですよね。

国民の意識

よく耳にする言葉です。

"Work to live. Don't live to work."

生きるために働きなさい。働くために生きてはダメですよ。

"Work-life balance"とも言われますが

オーストラリア人は一般的に

仕事と私生活のバランスの調和を取ろうとします。

１が自分、２が家族、３，４がなくて、５に仕事。

というと、少々大げさかもしれませんが

本当に自分の生活を大切にして

その次に働くことを考えます。

なので、自分のホリデーも大事にしますが

同僚のホリデーにも寛大です。

もちろん、上司も社長もみんな取るので

ホリデーを取ると気まずいということはありません。

有給取得後の士気は？

実際に働いていて、１－４週間のホリデーを取ると

終わるころには

しっかりと充電されて

さぁ、また明日から、頑張って働こう！という気持ちになる・・・

のは、日本人的すぎるワタクシだけかもしれません。（笑）

実際、２週間のホリデーを取り終え

明日から仕事に戻る

オージー夫は

かるーく「サザエさん症候群」になっていますが（笑）

どちらにしても、

一般的にはリフレッシュして仕事に戻っていく人が多く、

職場に