多民族国家で少し悩むところ
基本的に、他民族が集まっているメルボルンでは、その多様性に感謝することの方が多いのですが、このクリスマスの時期、日本では当たり前のように「メリークリスマス」と声をかけることが当たり前かもしれません。
去年までの私の周りは、日本人を中心に、クリスマスを祝う人たちしかいなかったので「メリークリスマス」という言葉を平気で言っていました。
今年に入ってからクリスマスを祝わない人たちが周りにできてから、「メリークリスマス」と相手の宗教などを考えずに声をかけるのはいけないかもしれないなと思うようになり、「良い年末を」などのように声のかけ方を変えました。
そうやって考えていくと、お正月は誰にとっても新年の始まりだと思いますが、中国や韓国の方にとっては旧正月の方が重要だと聞いたことがあります。
クリスマス、お正月、当たり前のようで、実は宗教によって、いろいろな違いがあり、他民族の中で暮らす以上、一概に「メリークリスマス」と声をかけるのはこれからは控えようと思います。人は見かけでおおよその宗教や国籍はわかりますが、それだけで判断はできないですもんね!
日本はほとんどが日本人、宗教色はほとんどない、つまりそのタイプ以外は少数派で少数派が必然的に合わせているのか、少なすぎて目立たないか、目立った際は極めて目立ち「異質」とされているように思います。
多民族国家にいるということは、自分だけの価値観でいてはいけないんだなと思いました。
様々な宗教があること、それらの宗教について多少の理解があること、他の宗教についてある程度の折り合いがあること、そういったことが必要なのかなと感じます。
良い年末をお過ごし下さい:)
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