【アメリカ留学中級編・その7】TOEFLを受けよう!
アメリカ留学への準備も最終段階に差し掛かってきました。
行きたい学校が決まって、入学願書を出すときに必要になってくるのが、TOEFLです。
全ての学校ではありませんが、多くの学校がこのテストのスコアを必要とします。
たとえ学校がスコアを要求しなくても、自分の英語力を知るためにテストを受けてみるべきだと思います!
アメリカ留学を目指している人ならば既に知っている人がほとんどだと思うのですが、知らない人のために少しこのテストについて見てみましょう。
TOEFLって何?
TOEFLはTest of English as a Foreign Languageの略で、国際基準の英語能力測定試験です。
昔はペーパーテストでしたが、今は指定された会場でコンピューターで受ける方式になっています。
点数の採点の仕方も変化し、今はiBTと言われる方式で測定されています。
英検とは違い、テストのスコアは2年間の有効期限があります。
テスト構成
TOEFLは、読む、聞く、話す、書く、の全てのエリアで能力を判定します。
Reading 60-80分 (30点満点)
Listening 60-90分 (30点満点)
休憩 10分
Speaking 20分 (30点満点)
Writing 50分 (30点満点)
という時間配分になります。1日がかりの長丁場です。
アメリカ四年制大学は、大抵iBTスコア61を必要とする学校が大多数で、有名難関私立大学(Stanford、Harvard、Yaleなど)は競争率が高いため、もっと高いスコアを必要とします。
大学院留学の場合は学部留学よりも高いスコアが必要になることがほとんどです。
(大学院の場合はさらにGREなどの特別なテストスコアが他に必要になります)
TOEFLとTOEICの違いは?
日本では企業などで英語力の指標として、TOEICのスコアを求められることがとても多いですよね。
TOEICとTOEFLはどう違うんでしょうか?
簡単に一言で違いを説明すると、TOEICはビジネス英語用のテスト、TOEFLは学業用のテストです。
なので、TOEFLの方が圧倒的に普段会話では使わない単語がたくさん出てきます。テストの形態自体が、英語で受ける授業そのものや、大学で起こるであろう会話をモデルにしている感じです。
TOEFLは形式がとても特殊ですし、単語も見慣れないアカデミックなものがたくさん出てくるので、もしも自分の英語力を試すためだけに受けるのだとしても、ある程度対策をすることをオススメします。
英語力を試したいのにテストのことを何も知らずに受けてしまうと、あたふたしている間にテストはどんどん進んでしまい、自分の実力を発揮できない可能性が大きいためです(←経験者です・笑)。
受験料も安くないので($230)、お金を無駄にしないためにも、傾向と対策がきちんと説明されている参考書などを手に入れて、少し前もって勉強しておいたほうが良いでしょう。
学校がTOEFLスコアを要求せず、面倒なことを避けて単純に英語力を試したい場合は、TOEICを受けるほうが良いかもしれませんね。
学校がスコアを要求する場合は、一日も早く準備を始めて良い結果を出せるように頑張ってくださいね。
ワシントン州シアトル(Shoreline Community College)
アイダホ州ボイシー(Boise State University)
テネシー州メンフィス(The University of Memphis)
での学業を経て、2013年に修士課程修了。
現在はイリノイ州シカゴにて生活しています。
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スピーキングはマイクを通してレコーディングするので、余計に緊張します。ライティングの頃には脳みそがもう疲れ切って、やけくそ状態ですね(笑)。
イギリスとオーストラリアはまた別のテストがあるんですよね。どっちのほうが難しいのか、ちょっと試してみたい興味にかられています(テスト嫌いなのできっとやりませんが・・・笑)!