New Yorkと言えばK-Townとも言えなくもない

本日はニューヨーク、マンハッタンにあるK-Townについて書いて行きましょう。


タイトルに「ニューヨークと言えばK-Townとも言えなくもない」と書きましたが、正直日本人の街/通りみたいな物はニューヨークにはほぼ存在しないといってもいいくらいですが(唯一イーストビレッジが日本食レストランの集まるエリアでしたが最近は昔程栄えておらず、規模もそこまで大きくないです。)、K-Town(コリアンタウン)はニューヨークにも、ニュージャージーにも本当に至る所にあります。

何しろ、マンハッタンの32丁目、言ってしまえばある意味世界の中心みたいな場所にドカーンと陣取っているわけで、それだけでもコミュニティーの大きさ、そして深さを感じます。



近くにはMacy'sもあるし、何しろ語学学校がこのエリアに多い事もあり、僕や僕の友達も学生の頃は良くK-Town付近に居る事が多かったと思います。


さて、今更ながらなぜK-Townについて書こうと思ったかと言うと、1ヶ月ほど前からK-TownでDJの仕事が入り始めました。僕は元々Hiphop,R&B,Reggaeなどの黒人の音楽専門のDJだったので、当初は大丈夫かな〜とおそるおそるだったのですが、最近は慣れて来て楽しんでいます。僕たちDJの間では常識ですが、つい数年前までEDM一色だったK-Townのパーティーが現在ここ数年でTrap(Hiphopの一種)というジャンルに人気の火がつき、現在ではEDMよりもHiphopの比率の方が高くなって来ています。


そんなK-TownでDJの仕事をしてると、色々と独特の文化に気付かされます。


まずとにかく酒を飲む!


僕の個人的な経験からですが、黒人のパーティーでベロベロに酔っぱらって潰れている人や、吐いてしまってる人はあんまり見かけないのですが、K-Townでは結構普通に見かけます。これはお酒の飲み方、飲む量などに関わって来るとは思いますが、とにかくベロベロになってる率が高い!笑

さらにこれは一つの文化的な物もあるとは思いますが、僕が普通にDJしている時にカクテルを頼んでも、必ずウィスキーかテキーラのショットをバーテンダーの女の子が一緒に出してきます。そして何もいっていないのに、僕の分と自分の分のショットを作り、乾杯。こんなことを毎週仕事で続けていたら死んでしまうので、たまには「今日はちょっと風邪だからコーラください」と休肝日を作るようにしています。笑


これも僕の経験からのイメージですが、韓国人、日本人、白人は割りとベロベロになるまで飲むイメージ。黒人の人達はお酒に強いのか、飲み方の問題なのか、ベロベロになって死んでいる人はあまり見かけません。


そしてもう一つ、


男と女でクラブに踊りに来ている。


こちらも、独特といえば独特。通常クラブにいく時は同性の友達と一緒に異性を探しに行くという人が多い(もちろん全員ではありません。)、つまり簡単にいえば出会いを求めてくる人が多いのですが、K-Townに来てる子達はすでに男女のグループでクラブに来てる率が割りと高いのです。いわゆる女性なら「男連れ」、男性なら「女連れ」という事です。黒人のパーティーにいく時は友人に、「今日はナンパするから女の子は連れてくるな」と昔は言われたりしてましたが、K-Townで遊んでいる子達は「すでに仲が良くていい感じの異性と一緒に来て、一緒に踊り、さらに仲を深める」といった感じっぽいです。僕が初めてK-Townでやった時に遊びに来た友達が、「皆男連れで全然声かけられない」といって凹んでいたのを見て笑いました。


そんなこんなで、DJの仕事をしていると、人種、お国柄によって好きな音楽が違うというのはもちろんの事、パーティーに対する認識もだいぶ違うんだな〜と感じます。


興味深い。


という事で毎週ではありませんが、たまに土曜日か金曜日にICHIUMIというK-TownのラウンジでDJしているのでもしよかったら遊びに来てください。



パーティーインフォは私のInstagramにて!

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じゃ、そういうことで。






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ニューヨーク、ブルックリン在住の音楽プロデューサー/DJのFourd Nkayです!
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