絡まれた時の正しい対処法
さて、アメリカで絡まれた時の正しい対処法を書きたいと思います。
もちろん対処法と言っても本当にケースバイケースで変わってくるのであくまで参考程度に捉えて貰えればと思います。
絡まれると一概に言っても様々なケースが考えられます。大きくわけると、
1.ホームレス
2.ドラッグを売りたい人
3.集団で調子に乗っている若者
4.強盗(カツアゲなどお金や金品目的)
まず4つに共通して言えるのが、立ち止まらないということ。とにかく早足で歩き続け一瞬でも立ち止まらない。次に相手にわかるような形で怖がったり、避けたりしないこと。人間は相手が自分を怖がっているなと感じたら自然と自分が強くなった気になり、相手に付け込もうとします。立ち止まらず、かつ毅然とした対応が必要になると思います。
1.ホームレス
ホームレスの目的は簡単に言えば小銭です。金品を取ろうとか、財布ごととってやろうという気合の入ったホームレスはなかなかいないでしょう。対処法としては立ち止まらず、小銭をあげて追い払うと言った事も出来ますが、毎日ホームレスに小銭を上げてたらキリもないので僕がとってる対処法はこちら。
立ち止まらず、満面の笑みで「I'm so sorry. I can't」
何度か食い下がる人もいますが繰り返し言えばだいたいこれで収まります。こんな誰でも思い付きそうな対処法ですが、「満面の笑みで」というところが重要!同じセリフでも「しっ、しっ」みたいな態度だとホームレスの気持ちを逆撫でしてしつこさが倍増するパターンがあります。誠心誠意、「あ~今小銭もってないわ~本当ごめんね~」という気持ちで謝りましょう。ホームレスも分かってくれるでしょう。
2.ドラッグを売りたい人
ドラッグを売りたい人の目的は「ただドラッグを売りたいだけ」なので単純に「いりません。」と答えれば大丈夫です。こちらもホームレス同様、変に避けたり怖がったりすると自体は悪化する可能性があり、向こうはむしろ好意のつもりで言ってるので僕や僕の友達は、
「No I'm good but thank you」
「俺はいらないや、でもありがとうね!」
この種類の人達はあまりしつこくなく「この人は必要としてない」とハッキリ解ったらすぐに引いてくれるパターンが多いですが、下手に怖がったり差別的な態度だと機嫌を損ねて変な事をする人も多いのでご注意。
3.集団で調子に乗っている若者
この4つの中で唯一括弧とした目的がなく、本当に1人では何も出来ずただ集団で調子に乗ってるだけなのである意味でいえば一番たちが悪いでしょう。彼らはトラブルを起こすきっかけを探しています。こちらが彼らにトラブルのきっかけを与えれば思うつぼ。
なので僕は全てにおいて向こうが肩透かしをくらう対応をしてます。
こいつ、怖がってるな。
と思われたら付け込まれるので僕は立ち止まらずかつ普通の会話をしてサラっと流します。
「I like your chain」いいネックレスしてんな
とネックレスを掴まれた際には、
「Thank you I like your shoes too」ありがと、君の靴もカッコいいね
と返したこともあります。
4.強盗
強盗には武器を持ってる本気系の強盗と、カツアゲみたいなのがあります。カツアゲは3の人達に近く、取れたら取ろう程度の感覚ですが、武器を持ってる強盗は同時にリスクを背負ってるので確実に物を取ろうとしてきます。
強盗にはとにかく逆らわないこと!
アメリカにはよく強盗に襲われたとか、殺されたとかいうニュースもありますがそのほとんどの人が強盗と戦おうとしたり、歯向かったりしようとしてます。戦いに勝利すれば武勇伝ですが、殺されたりしてしまってはもともこもないので、とにかく強盗には逆らわない。命より大事な物はないと思います。
さて、長く生活しているとこういった事も実際に起きてしまうのがアメリカ!もちろん地域や人の雰囲気によってまた対処法を変えないとならないとは思いますが、まず第一に上記のように絡まれて話しかけられてしまうシチュエーション事態を避ける事が先決。危なそうな人がいたら相手に気付かれないように自然に違う道を通ったり、定期的に後ろを振り返る、後ろに怪しそうな人がいたら1度通りの反対側にわたり追い越させたり、そういった努力は僕もするようにしてます。
それでも絡まれてしまった場合は、冷静に。相手を避けすぎず、一定の距離を保って交わすのが一番得策でしょう。
ぜひ、参考にしてみてください!
じゃ、そういうことで。
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