【アメリカ留学上級編・その8】車を買おう!(最終チェック編)
さて、ついに条件に合う車が見つかりました!
となったら、最終段階で知っておくべきことを見ていきましょう。
(こんな車が手に入っちゃうのも、アメリカならでは!)
車を売っている理由をチェック
個人売買の場合はそのオーナーがなぜその車を売っているのかという理由も必ず聞きましょう。
先ほど挙げたように、事故車の場合は修理されていると見た目では分かりませんが、乗ってみると調子が悪い、ディーラーには買ってもらえないから、などの場合もあります。
ものによってはそれでも大丈夫な場合もありますが、そういう場合はきちんと工場で調べてもらうなどのステップが必要になってきます。自分が乗り始めてすぐにまた車の調子が悪くなったりしても、一度書類にサインしてしまうと後で相手に文句を言うことはできません。
試乗しよう!
そして、最後に決断する前に必ず試乗させてもらいましょう。やはり実際に乗ってみた感触はとても大事です!
ここで渋るオーナーだったりすると何か隠している可能性大なので、怪しむべきですし、そういう相手からは車は買わない方が安全でしょう。
書類を細かくチェック!
最後にサインをしなければならない書類。ディーラーの場合はきちんとしていることがほとんどなはずですが、個人売買の場合は相手がしっかりしていてもいなくても、自分でしっかり隅から隅まできちんと読んで、内容をチェックしていなければなりません。
その後何かトラブルがあった時に、サインをしてしまった後では自分に不利な場合でも何も言い訳することができないからです。
◾︎Title
住んでいる州によっても必要な書類は変わってきますが、どこでも必ず必要なのが、Title(証書)です。
ここにきちんと売り手、買い手のサインが入っていなければ、取引終了にはなりません。
州によっては公証人(銀行などで公式に取引を見届ける人)が必要になるようです。
イリノイ州の決まりではこのTitleの裏側には、
買い手の名前、住所
買い手のサイン
売り手のサイン
売値と日付
売買時のマイレージ(odometer readingと言います)
をきちんと記入しなければいけないことになっています。
◾︎Bill of Sale
これは、Titleに以上の記入がない場合、売買の証拠をきちんと残すための書類になり、きちんと必要な情報が入っていれば、手作りでも良いことになっています。
私は自分の車を売った際にインターネットが自由に使えない上にパソコンも手元になかったので、手書きでこれを作りました・・・が、そこでコピーをするのを忘れてしまい、後でトラブルの元になってしまいました。ので、これを手作りする際は必ず2枚作るか、コピーをするようにしましょう!
インターネットで検索すれば、無料で使えるフォームを見つけることができます。
◾︎Tax Form
私が今住むイリノイ州では、Tax Form(税金書類)も必要になります。
やっとサインも終わり、売り手の証書が自分の手に渡ったら、それを元に自分の証書を作るということになりますので、オフィスへ行くか、郵送するかで登録することになります。
これが終わってやっと、本当に取引が終了!ということになります!
州によって最終的に必要な書類が変わってくる場合があるので、必ず調べてくださいね。
次の記事では、最後の最後、車を乗る際に必ず必要な保険についてのお話になります!
ワシントン州シアトル(Shoreline Community College)
アイダホ州ボイシー(Boise State University)
テネシー州メンフィス(The University of Memphis)
での学業を経て、2013年に修士課程修了。
現在はイリノイ州シカゴにて生活しています。
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【アメリカ留学上級編・その8】車を買おう!(最終チェック編)
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