IELTS Speakingのコツ/Band6

最近、IELTSで、Band6を目指す方に

スピーキングのレッスンをしたマキコです。


スピーキングでBand6を取るために必要なことを

まとめます。



IELTSのSpeakingでは

以下の4つの観点別に評価されます。


Fluency and coherence(流暢さと一貫性)

Lexical resource(語彙)

Grammatical range and accuracy(文法と正確性)

Pronunciation(発音)


それぞれの観点で、Bandが出され

その4つの平均が、Speakingの全体として

スコアが出ます。



それでは、それぞれの観点について

Band6を取るには、どのようなことができる必要があるのか

どのような点に気を付けるといいのかを解説していきます。



1.Fluency and coherence(流暢さと一貫性)

時々、繰り返したり、自分でミスに気付いて直したり

言葉を探そうと止まることはあり

一貫性が失われることがあっても、

一定の長さを話そうとする


様々なつなぎ言葉、接続詞を使うことができる。


ここで、大事なのは

パート2のスピーチでは

2分間、試験官に止められるまで、話し続けること。

質疑応答には、1文で答えるのではなく

2-3文で答えること。



2.Lexical resource(語彙)

トピックについて、ある一定の長さを話すために

十分なボキャブラリーがある。


パラフレーズ(言い換え)ができる。


ある一定の長さを話すためには

同じことを言い換えて、伝えることも必要です。

そのために、一つのことを伝えるのに

2通り以上の違う言い換えを練習するのがいいですね。


ただ、「難しい単語」を使えばいいのかというとそうではなくて

文脈に沿った、「適した単語」を使えるかというのが大切です。



3.Grammatical range and accuracy(文法と正確性)

多少の柔軟性に欠けても、単純な文と複雑な構文が使える。

複雑な構文は間違いがあるかもしれないが、内容を伝えるには支障がない。


単純な文は、Band6を目指す人は、問題なくできると思いますが

複雑な構文というのは、

例えば

関係代名詞や受け身を使った文です。


テストなので、12-14分しかないテストの間に

私は、こんな構文を作れるのよ!とアピールしなければ

試験官は評価できません。


なので、意図的に、そのような構文を巧みに織り交ぜていきましょう。




4.Pronunciation(発音)

発音の間違いが、時々聞き手に負担をかけることもあるが

全体を通して、理解することが可能である。




5.まとめ

一問一答にならず、

答えを複数の文、複雑な構文も織り交ぜながら答えること、

自分が意図することがExaminerに理解してもらうことが

Band6を取るクライテリアです。


個別レッスンでは

答え方の具体例やコツも交えながら

受講者様の最大限の力が発揮できるよう

導いていきます。


皆さん、がんばってくだーい。











                 

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オーストラリア人の夫と2010年5月に日本からゴールドコーストへ移住。
日本語堪能、現役英語教師の夫と、そこそこの英語力で日本語教師のワタクシは、言語オタク。言葉について語ると止まらない・・・(笑)それでも、言語学習に苦労した私たちだからこそ、これから勉強するぞ!という人の相談に乗れるはず。
2人の子どもは、英語と日本語の2言語、オーストラリアと日本の2文化をバランスよく吸収し、バイリンガル・バイカルチャーで育っています。
趣味は、ブッシュウォーキング。料理と食べること。読書。

ゴールドコースト渡航前に聞いてみたいこと。
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