【シカゴを知ろう!その2】シカゴの交通手段って、どんな感じ?
今回はシカゴで動き回るのに欠かせない交通手段についてお話したいと思います。
シカゴの公共交通機関・CTA
大都市シカゴ、もちろん車で移動する人もたくさんいますが、大都市ですから渋滞もヒドイのです。
さらに駐車料金が異常に高い!やはりここは公共交通機関をうまく使いたいですよね。
シカゴにはChicago Transit Authority(CTA)という大きな公共交通システムがあります。バス、電車(地下鉄)が全て連携していて、とっても使い易いです。
私がシカゴに引っ越してきて一番?びっくりしたのは、このCTAがきっちり機能していること!
シカゴ中ほぼ全般を網羅していますし、バスも電車もほぼ時間通りにやって来ます。
これは、日本に住む日本人としてみれば「そんなの当たり前でしょ~」と思うところなのですが、ここは大雑把の国アメリカ。時間通りに来ないことが普通なのです(というか、時刻表がないバスなんて場所によってはザラです)。
そんな文化に慣れきってしまった私としては、シカゴのバス・電車の勤勉さは驚きでした!
あと一つとても便利なのが、シカゴオヘア国際空港からダウンタウンまで電車で一本なんです。旅行者にも便利なんですね。このオヘア空港へ行くBlue Lineの他に、ミッドウェイ空港へ行けるOrange Line、Red、Brown、Green、Purple、Pink、Yellowと、路線の数もなかなか多いです。バスの数は多すぎて私も把握できていません(笑)。
(CTAウェブサイトより)
How to Ride
電車に乗る場合には、日本のように券売機でチケットを買うということになります。
バスに乗る際にチケットをあらかじめ持っていない場合は、現金での支払いのみになります。
電車(’L’ trainと呼ばれています)は$2.25
バスは$2(現金の場合は$2.25)
transfer(乗り換え)は二度まで$0.25です。
初めて券売機でチケット(Ventra Ticketと呼ばれています)を買う場合は、transferとfeeを含んだ$3を払うことになります。
このチケットを取っておけば、その後はそのチケットにお金を足していくことができます。その際はfeeはかかりません。
Ventra Card
シカゴに住み、バス・電車を使う回数が多くなりそうな場合はVentra Cardを買いましょう!(feeを含め$5ですが、サイトで登録するとそのfeeは返ってきます)
銀行のカードのような見た目なのですが、自由にお金を足していつまでもそのカードで電車とバスに乗ることができます。
さらに、銀行のデビットカードのように、入っている額の分をお店などで使うこともできます!Ventraサイトで登録しておけば、カードを無くした時にもすぐに停止することもできますし、券売機に行かなくてもサイトでお金を足すことができるので、とっても便利なんです。
Unlimited Ride Passes
これは一定期間中は乗り放題の、日本の定期のようなパスですが、一定範囲に限られずにどこまでも乗れる、という点では日本の定期よりもこちらの方が断然おトクですね。
旅行でシカゴに来られる際は、滞在期間に合わせてこれを使いこなしましょう!
◽︎1-Day CTA Pass - $10
◽︎3-Day CTA Pass - $20
◽︎7-Day CTA Pass - $28
◽︎7-Day CTA/Pace Pass - $33
◽︎30-Day CTA/Pace Pass - $100
上記のVentra Cardにも、これらのPassをそのまま足すこともできます。
これらのVentra CardやDay Passを買ったら、日本のSuicaのようにパネルにピッ!とタッチしてバスに乗ったり、駅の改札に入ったりします。
時刻表などはもちろんウェブサイトでチェックできる上に、Google MapsやApple Mapにも対応しているので、乗り換えを調べるのもカンタンです。
これでシカゴを動き回ることが一気に楽になりますよ!
ワシントン州シアトル(Shoreline Community College)
アイダホ州ボイシー(Boise State University)
テネシー州メンフィス(The University of Memphis)
での学業を経て、2013年に修士課程修了。
現在はイリノイ州シカゴにて生活しています。
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