【シカゴを知ろう!その5】知っていると便利なシカゴのコミュニティ・エリア(その3)

シカゴにある77のコミュニティ・エリア、前回は北半分をカバーしましたが、今回は残り半分を見ていきます!

また地図と照らし合わせながら見てみてください。




South Side(黄色のエリア)

34 - Armour Square

35 - Douglas

36 - Oakland

37 - Fuller Park

38 - Grand Boulevard

39 - Kenwood

40 - Washington Park

41 - Hyde Park

42 - Woodlawn

43 - South Shore

60 - Bridgeport

69 - Greater Grand Crossing


このSouth Sideはシカゴの中で一番大きなエリアです。昔ながらの工場やその跡がたくさん残るのもこのエリアです。ヨーロッパ系とアフリカ系の移民が多いです。私が住んでいるBridgeportもここにあります。

有名なのは、34番のArmour SquareにあるChinatown。面積的にはさほど大きくはないものの、たくさんのレストランやお店がひしめきあっています。ホワイトソックスの本拠地、U.S. Cellular Fieldもここにあります。

シカゴ1大きい公園、Jackson Parkは43番のSouth Shoreに。ここにはMuseum of Science and Industryがあります。

それに続くエリアで有名なのは、41番のHyde Park。オバマ大統領が住んでいたエリアです。



(我がコミュニティ、Bridgeportの街角です。)


Southwest Side(水色のエリア)

56 - Garfield Ridge

57 - Archer Heights

58 - Brighton Park

59 - McKinley Park

61 - New City

62 - West Elsdon

63 - Gage Park

64 - Clearing

65 - West Lawn

66 - Chicago Lawn

67 - West Englewood

68 - Englewood


56番のGarfield Ridgeにはシカゴのもう一つの空港、ミッドウェイ空港があります。

61番のNew CityにあるCanaryvilleにはアイリッシュ系62番のWest Elsdonにはポーランド系66番のChicago Lawnにはアラブ系移民が多いようです。

65番のWest Lawnはシカゴの人種のるつぼと言われているらしく、ポーランド、アイリッシュ、メキシカン、その他のラテン系などがひしめく地区。

打って変わって67番のWest Englewoodの住人はほぼ黒人のみのようです。



(メキシカンといえばマリアチ!)


Far Southeast Side(茶色のエリア)

44 - Chatham

45 - Avalon Park

46 - South Chicago

47 - Burnside

48 - Calumet Heights

49 - Roseland

50 - Pullman

51 - South Deering 

52 - East Side

53 - West Pullman

54 - Riverdale 

55 - Hegewisch


このエリアは主に大多数の住民が黒人ですが、52番のEast Side55番のHegewischはヒスパニック系、白人が多いようです。


Far Southwest Side(ピンクのエリア)

70 - Ashburn

71 - Auburn Gresham

72 - Beverly

73 - Washington Heights

74 - Mount Greenwood

75 - Morgan Park


72番のBeverlyは、歴史的にアイリッシュ系移民がとても多く、毎年St. Patrick’s Day(アイリッシュ系移民のお祭り)の前にはSouth Side Irish Paradeというパレードがあるようです。



(アイリッシュ、イギリスといえばフィッシュアンドチップスとビール!)


ざっと流してかなり簡単な説明になってしまいましたが、シカゴの広さと文化の多様さは少し伝わりましたでしょうか?

この知識を少し頭の片隅に置いておいていただいて、今後シカゴのコミュニティやお店などを紹介する時の楽しさが増すようになってくれればと思います!


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2003年に英語と音楽を勉強するため渡米。
ワシントン州シアトル(Shoreline Community College)
アイダホ州ボイシー(Boise State University)
テネシー州メンフィス(The University of Memphis)
での学業を経て、2013年に修士課程修了。

現在はイリノイ州シカゴにて生活しています。

アメリカ留学(とくに音楽留学)、アメリカ生活へのご質問、どんどんお寄せください!
コメント
6
2016-04-05 15:58:50
エリアによって、こんなにも人種が異なるのは、日本では考えられませんよね!移民が多く、多国籍であるからこそですね。シドニーも似たような感じでした。
2016-04-08 04:23:38
今まで住んできたアメリカの都市の中でも、シカゴは一番人種が多様です。
今回この記事を書くために調べてみて、隣のエリアに移るだけで人種の割合がたくさん変わるのが分かってびっくりしました。
シドニーはシカゴよりもさらに文化も人種も多様そうですね!行ってみたいです。
2016-04-05 17:38:06
Yukoさんのシェアログのおかげで、シカゴはなんか親しみを感じてきましたw

国籍問わず、比較的、ミュージシャンの方が多い街なのかな、と漠然と感じているのですが、それってYukoさんが音楽を職業にされているから、自然とミュージシャンの方と触れる機会が増えているのでしょうか?
2016-04-08 04:18:13
ちょっと興味がない人にはつまらないかな〜と思っていたので、それを聞いて安心しました(笑)
ミュージシャンも多いですが、アーティストがかなり多いなーという印象です。引っ越してきた時ギャラリーの多さにびっくりしました!
そのことについてもいつか記事にできたらと思います。
2016-04-06 13:47:31
バンクーバーにワーホリ行ってた時にシカゴ行ったのですが・・・こんないろんな場所があったの全然気付かず、もっと早く知っておきたかったです(泣)
2016-04-08 04:11:26
初めまして!
この記事で紹介しているエリアはマニアックな人でないと気がつかない、というか、知らないところばかりですよね(笑)。
また来られることがあれば、サウスサイドにも足を運んでみてください♪
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