オーストラリアと日本の喫煙率の違い
オーストラリアと日本の喫煙率の違い
世界保健機関(WHO)のWorld Health Statistics 2016(世界保健統計2016/WHO加盟国194の国と地域を対象)によるとタバコの喫煙率上位国は下記の通りです。
<男性編>
第1位 インドネシア(76.2%)
第2位 ヨルダン(70.2%)
第3位 キリバス(63.9%)
喫煙率上位国では二人に一人は吸っている、インドネシアでは4人に3人は吸っていることになるので、吸わない男性の方が珍しいということになるのですね。
<女性編>
第1位 ナウル(52.0%)
第2位 キリバス(40.9%)
第3位 セルビア(39.7%)
男性の上位国と比べると、男女ともに上位に入っているのはキリバス。男性と女性だと男性の方が喫煙の傾向があるということ、キリバスに関しては男女ともに高いのでその国の特徴の一つといえるかもしれません。
さて、日本はどのような感じかというと…
男性:第60位(33.7%)
女性:第58位(10.6%)
男性は3人に1人が喫煙者、女性は10人に1人。
私は完全な非喫煙者なので女性の結果には満足ですが、日本人男性の喫煙率が3人に1人ということには高いという印象を受けました。
ちなみにオーストラリアはどうでしょうか。
男性:第121位(16.7%)
女性:第47位(13.1%)
興味深い結果が出ました。
まずは日本女性とオーストラリア女性を比較すると、約10人に1人ほどでオーストラリア女性の方が若干喫煙率が高いですがさほど変わらないということが見えます。
面白いのは男性の方。
日本人男性の33.7%と比べてオーストラリア男性の喫煙率は16.7%と日本人男性の約半分。
日本人女性やオーストラリア女性よりは高い喫煙率ですがそれでも比較的喫煙率の低い方だということが分かります。これはオーストラリア全体的に喫煙率の低い国の一つだということができるのではないでしょうか。
ちなみにレストランにおけるオーストラリアの分煙は徹底されており、日本のように同じ店舗内で喫煙と禁煙が繋がっていて煙の匂いが禁煙スペースまで漏れるということはありませんし、もしタバコの匂いが禁煙者のスペースまで行ってしまったらほぼ間違いなくクレームが起こることだと思います。
日本に行った日本人以外の(特にオーストラリアの友人)の日本でがっかりしたことの一つにこの分煙が徹底されていないということがあります。この辺は確かに少し改善されていった方が良いことだなと言われてから気づきました。
ちなみにパッケージ。
見るのも嫌になるような、タバコとの因果関係を一瞬で分かるような写真のパッケージ。
吸うたびに、タバコを取り出すたびにその写真が目につくのだから良い暗示、警告になるのではないかと思います。ちなみに値段も日本の何倍もたかいですし。。(1箱2500円ほどだそう)
タバコを取り出すたびにその写真が目につくのだから良い暗示、警告になるのではないかと思います。ちなみに値段も日本の何倍もたかいですし。。(1箱2500円ほどだそう)
私は吸わないので吸う方の気持ちはわかりませんが、タバコが健康に良い影響を及ぼすと思ったことは一度もありません。反対に、その煙、煙が体内に入らなくても、吸う本人以外の洋服やそのお部屋などに匂いがついてしまったり、食事の最中に不必要な煙の香りが混じったり、影響を与えるのは吸う本人だけのことではないと思います。歩きタバコはまさに、周りを歩く人に煙を吹きかける行為の一つだと感じます。
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オーストラリアと日本の喫煙率の違い
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