寄付してアメリカ!(リサイクルと節税と)
アタシは、捨てられない女で・・・
しかし、この狭いニューヨーク、スペースこそに価値があるのに、そのスペースにガラクタを置くってナンセンス。
頑張って断捨離しましたよ。
しかし、本当に往生際が悪い女・・・
スパッと捨てられず、
捨てるなら、寄付して誰かに使ってもらおう、それなら 捨てる罪悪感なしっ!
ニューヨークには、各地域に、リサイクルBoxが備え付けてあって、要らない服や靴をリサイクルBoxの入れて処分することも出来るのだが、
捨てられないけど、しっかり者の この女は、ただのリサイクルで寄付するんじゃなくて、
寄付したアタシも得するような、Win-Win なドネーションしたいじゃない?
それでは、アメリカにお住まいの 捨てられない貴方に送る、
捨てずに寄付して、自分も得しちゃおう節約術 教えちゃうわ!
*今回は、買取のお店や、オンライン販売は抜きで、完全ドネーションのケースです。
実は、アメリカには、サルベーションアーミーと言う、団体がありまして、
比較的 安く住めるアパートや、リサイクルショップなどを経営しているので、てっきり国が運営しているのかと思っていまして、
しかもサルベーションアーミーなんて言うと 退役軍人 関連イメージだったんですが、
あれ、キリスト教の慈善団体だったのね。
クリスマスシーズンになると、街頭に、ベルを鳴らして歌って踊って寄付を求めるサルベーションアーミーの人たちを よく見かけますよ。
このサルベーションアーミーに、使わなくなった服や家具を寄付すると、証明書が発行されて、年明けの Tax Return (税金申告)で、税金の控除が受けらると聞いたことがあった。
それで、数年前に、サルベーションアーミーに寄付をしたのだが、
確かに紙切れ一枚もらったんだけれども、
ただの紙切れで、何かサインしてあるわけでも、金額が書かれているわけでもなく、これじゃ、税金の控除しようもないと、寄付による税金控除諦めたことがあった。
去年、NYの日本人税理士さんが開いたセミナーに参加した時、
サルベーションアーミーへの寄付で控除を受けられるのは 本当だが、なんと金額は自己申告で自分で決めて記入していいんだと教えてもらいましたよ!
では今年の税金申告こそは、寄付の税金控除 受けるぞと、張り切って断捨離いしました。
やっと観念して寄付する着なくなった服たち。
実は、これ氷山の一角ですが、これ以上は、一人で運びきれないので、今回は、このくらいに・・・。
ボーイフレンドに車を出してもらえばいいのだが、
「ドネーションなら、近所のリサイクルBoxに持っていけば?」
「でも、サルベーションアーミーだったら、税金控除の証明 だしてくれるのよ。」
「大した控除にはならないと思うけど・・・。」
男の人って、こういう細やかな節役とか節税とか、蔑ろにしがちよね。
塵も積もれば山となる、は理解してもらえず、
彼らは、塵とか興味なくて、山ばっかり・・・。
動かざること山の如しだろうから (意味違うけど、雰囲気で)、はなから当てにはせずに、
疾き(はやき)こと風の如く、行って来ましたよ。
地下鉄に乗って、ウチから一番近い 3駅先にあるブルックリンのサルベーションアーミーに 、
大荷物を持って参上!
こちらが、ブルックリンのサルベーションアーミーが経営している Threft shop (リサイクル&古着屋)
各地に、この古着屋はあって、なかなかの掘り出し物を、お安く見つけられることがある。
昔は、よく掘り出し物を探しに行っもんだが、最近は、NYではベッドバグの問題とかも出ているので、ちょっと足が遠のいていた。
ちょうど、寄付された服を回収するトラックが来ていたよ。
早速、寄付しますよ。
なんだか、ノリの軽い、ちょっとテキトーな接客のお兄さんが、
「寄付、ありがと〜」
「で、税金控除の証明書 いただけます?」
「あ、今、証明書切れてるから、木曜日に取りに来てくれない?」
えっ、嫌ですよっ、
こんな汗だくで やっと運び込んだアタシの いで立ちわかりませんか?
わざわざ時間を割いて、思い荷物を運び込んだというのに、また戻って来いって・・・。
「いえ、そんな時間も労力もありません。」
「でも、証明書 欲しいなら木曜日に来るしかないよ。」
その接客、寄付したい人への思いやりのカケラもないが、
あぁ残酷、それが現実で・・・。
ここまでして、税金控除証明 もらえないなんて、
だったら近所のリサイクルBoxに出してもよかったじゃないのっ!
この苦労、水の泡?
そう、ここで 自分が苦労して運び込んだ事実とか、苦労とか、このチャラチャラした お兄ちゃん説明しても、お互いが嫌な思いするだけで、状況は一切変わらないのである。
泣こうが騒ごうが、無いものはナイのである!
苦労したのにごめんなさいねの謝罪を期待でもするのは、全く無意味だから、次の手を考えた方がいい。
徐か(しずか)なること林の如くである。(そうなのか? あくまで雰囲気で。)
確か、グーグルマップで、この古着屋からそう遠く無いところに、別のサルベーションアーミーがあったなと、
また大荷物を抱えて、次なる店舗に向かう。
あぁ、手が千切れそうなくらい痛いよ・・・
もう、税金控除なんか どうでもいいかな、
気持ち揺らぎました。
で、諦めて、さっきの店で寄付したら、アタシは、この苦労も時間も無駄にして、税金控除も受けられず、思い描いていた Win-Win なドネーションを諦めることになる。
大袈裟に言えば、これ人生の生き方と一緒、
諦めるのは、楽だし簡単だけど、未来に手に出来るものの大きさが違うっ
(本当に、誇張し過ぎですな。)
税金控除 目指して、歩いて行くよ!
ところがね、すんなり行かないのが人生で、
グーグルマップが指し示す場所に、サリベーションアーミーが無いのよっ!
この辺りなんですが、
なんども通り過ぎて、
だって、どうにも、あの仰々しい赤い目標が見当たらない。
でも、テクノロジーは、確かにここだと・・・
このビルのはずだが、回りの早いニューヨーク、テクノロジーのアップデートよりも早く、この店舗、閉店したとか?
恐る恐る、大荷物 抱えた女、ビルに近づき、
ここ、クローズしてたら、
「あの子、クローズしたのも知らないで、ご苦労様なこと。」
って、みんな哀れみの目でアタシを見てるってこと?
そのビルに入って行こうとしていた男性に聞いてみた。
「あの〜、ここは、えっと、サルベーションアーミーじゃありませんよね。」
「そうですよ、ここです。中へどうぞ。
あそこが受け付けです。」
えっ、ここなのっ?
やっぱテクノロジースゴイわっ!
てっきり、古着屋の別店舗をイメージしていたのだが、事務局らしい!
その受付で、寄付の旨を伝えると、
では、こちらに名前、住所、アイテム名、原価、現在の売値 記入して下さいと言われた。
昔 もらった用紙と違う気がする。
前は、自分の名前と金額欄しかなかったのに、
もっと証明書っぽくなっていた。
事務の おじさんが、最後にサインして完了!
これで、今年の税金申告、節税 出来ますよっ!
諦めないで、よかったわ〜。
たかが寄付、
されど寄付でございます。
ただね、本当は、男と一緒で、アタシも寄付による税金の控除なんて、全然 期待してないのよ。
でもさ、こういった地域と、あえて絡んでいくのって面白いじゃない?
ブログネタにもなるし〜。
リサイクルBoxに ポイっでもいいんだけど、
そしたら、この大袈裟なドネーションアドベンチャーもブログ出来なかったしね。
では、観光客の皆さまも、こんな風に市民から寄付されている古着屋屋さんに行ってみたり、
アメリカ在住の人は、税金控除 狙って、サルベーションアーミーご利用ください。
(サルベーションアーミーの回し者では ございませんけど。)
Blog 自由の女神になりたくてより
NYに住み始めてから、人生が180度変わってしまい、平凡な社会人が、ある日突然、ドラマーになり、ブルックリンで、現在、バンド活動中! また、突然変異で、ダンスにも目覚めてしまい、アルゼンチンタンゴから、アメリカンスイングまで、毎日、楽しく踊っています。
何かやろう、と思いたったら、すぐに何でもできる街ニューヨークです。 また、チャンスもたくさん転がっている街なので、あなただけのニューヨークを探しに来てください。私が、そのお手伝い、ちょっと出来たら幸いです。
希望があれば、ご希望道りのNYプランを効率よく回れるよう、プランニングとアテンドもいたします。
ブログ「貴方のNew Yorkサポートいたします!」参照(http://ameblo.jp/lexington/entry-11251948478.html)
追伸
アクティブ過ぎて、ストレスも多い街ニューヨークで、指圧もやっています。体中ガチガチに凝っている方、でも忙しくてサロンに行けない方、マッサージ希望の方は、出張指圧の ご指名もどうぞ!
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アタシは、捨てられない女で・・・しかし、この狭いニューヨーク、スペースこそに価値があるのに、そのスペースにガラクタを置くってナンセンス。頑張って断捨離しましたよ。しか...