視野を広げるとは、、、
視野を広げるというのは難しい。
良く皆「視野が広がった」とか「視野を広げよう」などと言いますが、
今日は最近僕が個人的に感じている事をとりとめもなく書いてみようと思います。
まず「視野を広げるってそんなに簡単な事ではない」
視野を広げるといって思い当たるのが「新しい事に興味を持つ」、「新しいコミュニティーでの人脈、友達作り」、「海外留学や旅に出る」、「本を読む」などですが当然どれも時間を使います。僕はどちらかと言うと一つ物を追求する事に時間の割合を費やすタイプな為、もしこれらの事がスケジュールに割り込んできたらこれまで追求して来た物は若干なりとも”薄まってしまう”でしょう。
僕自身も違う業界で働く人などと時間を共にし、ネットワークを広げる事により視野を広げようと日々思っています。しかしその結果「そういえば昔毎日会っていた友達ともう何ヶ月も会っていないな~」と思ったり。海外で長く生活して、英語を学び、沢山の文化を学び、人には出来ない経験をしましたが、その結果日本の友人や家族と楽しい普通の時間を人より多くは過ごせませんでした。
そして「視野をどこまで広げるか」
限りある人生の時間の中で、自分の行きたいところに全て行って、自分のやりたい事の全部をやりきって人生を終える人は少ないでしょう。というか厳密にはそんな人はいないでしょう!それでも生きている限り、なるべく多くの事を学び、多くの素晴らしい人と出会い、自己実現に向けてベストを尽くしたいと思うのが人。現代の世界中どこからでも、どんな人でもインターネットを通じて自分の知りたい情報、英知にアクセスする事が出来る時代において、視野を広げようと思ったらキリが無く、SNSなどを通じて人との出会いすらオンラインで可能です。そんな社会で生きて「いったいどこまで視野を広げるのが良いバランスなのだろうか?」と考える様になりました。
そうなってくると、仕事、プライベートの人間関係、趣味、全てにおいて「視野を広げる」と言う行為と「一つの物を追求する」と言う行為のせめぎ合いになってきます。例えば多くの名曲を残した偉大なミュージシャンがドラッグに身を犯されていたり、離婚をしていたり、私生活ではハチャメチャな人生を送っていたりする場合がありますよね。ああいうのは「一つの物を追求した」極端な結果であり、人生に置いてのバランスを崩して一つの事に打ち込んだ結果だと思います。
僕自身は天才ミュージシャンではないのでそういった極端な例はさておき、やはり自分という人間の確立無くして視野を広げても自分自身を見失うのではないかと思いました。要するに、自分の得意分野、自分の中の指針にしっかりとフォーカスを合わせた上で視野を広げないと意味が無い!
東京生まれの僕ですが、そんな僕でもニューヨークという世界で一番の都会、資本主義の街で暮らしていると、たまに人生のバランスを崩しそうになる事があります。
これからも適度に視野を広く持ちつつ、自分の指針をブラさずに頑張っていきたいと思います。
偉そうな事は言えませんが、自分で忘れない様に書いてみました。少しでも共感してくれる方がいれば嬉しいです!
じゃ、そういうことで。
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