オーストラリア風弁当。お弁当箱はタッパー。
オーストラリア風弁当。お弁当箱はタッパー。
オーストラリアに来たころ驚いたことの一つがこれ。
お弁当箱がタッパー。。
お弁当袋がスーパーの袋。。しかもグレー(オーストラリアの大手スーパーマーケットの袋が無地グレー)や白、メーカーの名前や広告が入っているようなもの何でも。
私が初めてそれに気づいたときは、市内の中心地の朝、スーツをバシッと来た30代くらいの男性が手ぶらでそのグレーの袋とおそらくランチであろうタッパーだけをもって(しっかり口を結んでいたので買い物後ではない)出勤であろう姿をみかけ、「なんて素朴な人なんだろう」と驚いたことを今でも覚えています。
そういっていたものの、こちらには日本のような多機能弁当箱などないので、郷に従い私もタッパーにランチを詰める生活が始まりました。もちろんお弁当袋のようなものも子供向き、または保温機能付きなどのしっかりしたものはありますが、日本のように種類が豊富にあるわけではないので、簡単なお弁当袋のようなものは私の知る限りあまりありません。結果、私もタッパーお弁当にグレーのスーパーマーケット袋弁当になりました。
単になかったからそうならざるを得なく、また多くの人がそうなので違和感も感じず当たり前のように今では満足しています。汁がこぼれてもしみず、新しいスーパー袋にすればいいだけ。とても衛生的だと思っています。
こんな感じのタッパーに、すけすけのスーパー袋。
日本だと冷蔵庫行きのような入れ物にご飯を入れて一体どうなるのかというと…
日本のような丁寧さはあまりなく、何種類ものおかずを、味が混ざらないように小分けにして…などそういうこともなく、どーんとサラダが入っていたり、具入りのサンドイッチにフルーツがゴロンと入っていたりすることが多いようです。写真は私の作り置きサラダですが、こんな感じでお弁当を名乗ることもあります。
日本でも緑黄色野菜を食べよう、一日30品目、いろいろな種類のものを幅広く…といったような教育があったように思います。子供ながらに記憶に残っているので日本や家庭、社会でのそういう教育が行き届いた国だと思う反面、ちょっとピンと来ない。または、ちょっと難しい。。
オーストラリアでも同じような内容のことを教育されていますが、英語だとストレートに響きます。
「Go colour!」
同じ色のものばかりになるな、色をチェックせよ、とシンプルですが非常に分かりやすくかつ実践しやすいアドバイスだと思います。細かいことがないので、最近緑ばっかりだと思えば赤を足したり、赤が結構多ければ緑を増やしたり。私の友人たちのお弁当はとてもカラフル。緑をはじめとし、赤、黄、紫、白など一色に偏る人が少ないように思います。例えば上の私の写真は、全体的に赤め。次に作るときは緑を多めにする、など簡単にジャッジできるのが良いところだと思います。
反対に、このシンプルなお弁当文化のオーストラリアでは日本のお弁当は非常にウケが良いようです。
毎日作るのはおそらく無理でしょう、が毎日食べたくなるものの一つです。それだけ手がかかることですからお弁当を通して、作ってくれるということを通して愛情を感じるのも素晴らしい文化の一つだと思います。
ただ、毎日は作るのは本当に大変なのではないでしょうか。
だからこそそうしてくれることに愛を感じますが、毎日作らなきゃ、とプレッシャーになっている方がいたら、たまにはオーストラリア風弁当ということでシンプルなお弁当にしちゃいましょう!
日本ではお弁当のレベルが高いので、子供同士が比べたりしているかもしれません。
なんというプレッシャー…
「今日はオーストラリア風弁当よ」と言って、新しい風を吹かせてあげてください。間違っていませんし:)
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オーストラリア風弁当。お弁当箱はタッパー。
オーストラリア風弁当。お弁当箱はタッパー。オーストラリアに来たころ驚いたことの一つがこれ。お弁当箱がタッパー。。お弁当袋がスーパーの袋。。しかもグレー(オーストラリア...
日本では、においもタブーですよね(笑)