2017年6月5日メルボルンでテロアタック発生

2017年6月5日メルボルンでテロアタック発生


この写真を見たことはあるでしょうか?



メルボルンの観光地の一つ、ブライトンビーチの有名なカラフルな建物です。

メルボルンの市内から電車で20分くらいにある、ビーチにも近く、シティにも近い、高級住宅街の一つです。




昨夜事件があったのがこのブライトンというエリアです。

男がアパートに押し入って女性一人を人質にとる事件がありました。結果、警察との間で銃撃戦となり、警官3人が負傷、犯人は射殺されました。アパートの中には、オーストラリア国籍の中国人と思われる男性の射殺遺体が発見され、人質の女性は助かりました。


犯人が銃撃される前に、誰かからメルボルンのテレビ局に電話が入り、テロである事を述べられたという情報があり、その発信源については人質を連れていた犯人によるものと考えられているようです。その後、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」から犯行声明が出された事により、この事件はただの人質事件ではなく、テロアタックだという事になりました。


事件翌朝の今日の段階で、犯人の情報が公開されています。

Yacqub Khayre (29)、過去に様々な犯行歴があったようです、



6月3日土曜日夜にはロンドンでテロ事件が起きたばかりです。

現在、オーストラリア政府はテロの脅威レベルは「Probable(起こりそう)」のまま変化はありませんが、その頻度が何かを物語っているように感じます。メルボルンだけを見ると、テロ事件ではありませんが今年の1月には中心地で車の暴走事件があったばかりです。予告のようなものは何度かありましたし、テロ事件はもはや自分にも巻き込まれる危険が身近なところまで来てしまったのだなと感じます。


(参照)ABC News, Retrieved from http://www.abc.net.au/news/2017-06-06/brighton-siege-gunman-yacqub-khayre-had-criminal-history/8592560

  1
  0
英語ができないと感じた時
Back
国によってニュースの取り上げられ方が違う現実
Next
メルボルンの実用的な情報や、健康関連の情報などメルボルンの生の様子、今の様子が分かるよう役に立つ情報をお届けできればと思います。
コメント
0