そろそろ本当に気づかなければいけないこと

そろそろ本当に気づかなければいけないこと




海外にいても日本のニュースはチェックしているのですが、とにかく気づくことはニュースの内容が、殺人、変質行為、いじめ、乱暴、自殺、そして芸能界ゴシップが多いということです。


以前日本に帰った際の朝のテレビで、私は普段5つのチャンネルを見るのですが、朝から殺人について3つの番組が、あとの2つも何かしらヘビーな内容のものだったことに気分が落ちたことを覚えています。


日本は安全な国だと言われています。それは本当だと思いますが、近年の奇妙な殺人、残忍な事件、細かいことにこだわる芸能ゴシップ、介護疲れや貧困などによるともだおれや心中など、本当に日本は安全な国なのだろうかと思うのです。


もちろん、お財布が落ちていれば警察に届けてくれる(海外なら現金を抜き取ってお財布は捨てられるのでは)、バッグをレストランなどで置いたまま席を離れてしまう、こういうことは海外ではまず起こりえません。そういった大多数レベルの話では日本人の気質は素晴らしく、人のものはとらないなど理性のきちんとした国だと誇りに思います。


海外の多くの国では、窃盗、暴行などありますが、お金が欲しかったからとったなどその理由が明確なように思います。日本では殺したかったから殺す、そういうケースが増えているように感じますが、果たして本当に安全は守られているのでしょうか。


もちろんお金が必要だったから強盗や殺人などは心ないわがままな行為だと思います。

最近の日本の事件については何か静かな鬼気迫るものを感じます。


事件の後で、あの人がそんなことをするなんて…といういわゆる良い人が中に大きなストレスを抱えていてついに爆発した時の事件が以前は多くありましたが、最近のものは事件後に多少の合点がいくということが多く見られるような気がします。


どちらにしても自分も含めて、自分や周りの人の見えている部分だけでは判断できない何かに気づいていく、または注意を払う必要はあるのではないかと思います。自分のストレスレベルはどうでしょうか。体は次第に慣れていくので叙情に溜まっていったストレスや疲れに感覚が麻痺していくように思います。本当に限界が来た時に気づくかもしれませんが、その前に気づいてなんとかしていっていければいいのにと思います。


例えば仕事量が多く、多忙で疲労。朝起きるのがしんどい。(ストレス状態)

朝コーヒーを飲むと頭がシャキッとして、目が覚める。(ストレス状態の打開策)

これは一見ストレスに対応できているようで、応急措置的に思います。

コーヒーのカフェインによって、体や脳を覚醒状態にするので疲れた体がもうひと頑張りできるということですが、体は疲れていて休みたい、それが体からの朝の疲れなどサインだと思うのです。

コーヒーで体に鞭を打つのではなく、必要なことは休養だったのではないでしょうか、このケースの場合。


必要なことは、ストレスに強くなるのではなく、ストレスそのものを排除すること、根本に対する対応ではないでしょうか。


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