カナダ流!防寒術

こんにちは。

夏も終わり、肌寒くなってきましたね。これから冬になるにつれて、どんどん寒くなっていきます。

今回は−30度ぐらい毎年体験するカナダ人の寒さ対策についてお話します。日本で実践したら少し暖かすぎると思いますが、よかったら参考にしてみてくださいね!




いっぱい重ね着して超着膨れして,

肌なんか見せずとにかく外気をシャットアウト!


…いいえ、そんなことないんです。

薄着の人はTシャツ(半袖)の上にコートです。あとは普通にジーンズとスニーカー。

これは少し行き過ぎな例なんですが、こういう人けっこういるんです


でも普通は、シャツの上にパーカーやセーター、女の子だったらレギンス2枚重ねやタイツの上にズボンを履いたりして、靴はブーツです。

マフラー、ニット帽、手袋はしない人けっこういます。


ごめんなさい、「参考にしてくださいね!」は冗談でした。

カナダの寒さ対策は日本人のためにはなりません。彼らはもう寒さに慣れてしまっているのでこれが普通なんです。

ちなみに私も去年の冬日本に帰ったのですが、全然コート着なくていいよな、と思いながら、季節感を出すためだけに着ていました(笑)

でも、着ているものの質はやはりカナダ向け。コートひとつとっても日本のものより断然暖かいです。


それではまず、コートから。


ダウンジャケットやウィンタースポーツ用のジャケットを着ている人が多いです。

日本のトレンチコートみたいなやつは、まず無理です。薄すぎます。

あまり寒くない日(−10度以上)は、私はダッフルのようなウールのコートを着たりもします。


ちなみに、うちの大学で一番着られているコートはCanada Gooseというブランドのダウンです。めちゃくちゃ暖かいです。

丈もいろいろあります。膝上まであるものから、腰までのものまで。ダウンなのにあまりモコモコしていません。

東京でも着ている人を見かけたことがありますが、正直言って、それ着るほど寒くないよな〜というところです。


次にブーツです。

一番カナダの冬を乗り越すのに重要なんじゃないかと個人的に思っています。


やはり雪が積もっているので、滑りやすく歩きにくいというのと、冷たい地面と触れるのは足なので、暖かく滑りにくいブーツを持っておいて損はないでしょう。


そしてブーツ選びで重要になってくるのが、滑りにくさなどはもちろんなんですが、防水かどうかというところです。

雪は人間の体温と触れると溶けて水になります。もし足が濡れたままマイナス何度という中を歩くとなると危険です。

すぐに冷えてしまい、指の感覚がなくなります。(経験済み)


そんなことを避けるためにも防水のブーツは必須です。多少丈があると安心です。

可愛さと機能性は残念ながらスノーブーツにおいてはあまり両立しません。

本当に機能性を求めるなら、スポーツブランドのがオススメです。




分かりにくくて申し訳ないのですが、これらの靴は私が冬に履くものです。

私はColombiaの−40度まで耐久、防水、滑り止め付きのを履いていました。(写真中央の茶色のもふもふ)

大学内はほぼ毎日綺麗に雪かきされるので、道に雪がなく歩きやすいので、もし大学の近くに住んでいれば全然ブーツなど履く必要はないのですが、やはり寒いので履いておいて間違いないです。


よく履かれているブランドは、SorelやColombiaです。あとは最近よく見かける、HUNTERの長靴の中にインソールや長く暑い靴下を履いている人もいます。

でもただのスニーカーの人もけっこういます。カナダ人は雪の上での歩き方を知っています。私も1年目はよく滑って転んだものですが、だんだん慣れてきて、去年は一度も転びませんでした!快挙!


あとは、帽子も重要です。耳が出ているのと隠れているのではだいぶ違います。

あれですよ、ファッションとか言って、耳の上まででちょこーんと被っている子たくさん日本で見かけますけど、それはほぼ意味ないです!もちろんファッションなのでそれはそれでいいのですが、マイナス30度ではそんなことはやってられません。

カナダ人は帽子はあまり被らず、コートのフードでみんな済ませてしまいますが、私はニット帽大好きなのでたくさん持っています(笑)

かなり寒い日でも女の子で、コートのチャックを閉めず、トップスは胸開きの広いタンクトップで、なんて子もけっこういます。みんな本当に寒さに強い…でも正直言って、見てて寒いのでやめてほしいです。


こんなに寒いのに、ゆたんぽもこたつもないカナダ。

家の中はどうなっているのかというと、暖房は各部屋に付いているのではなく、セントラルヒーティングといって、ひとつスイッチをつければ家全体の暖房が入ります。

なので、廊下が寒いからトイレに行きたくない!とかはありません。^o^

大学の中もそれはそれは暖かい(むしろ暑い)ので、みんなコートの下は薄着なのです。


でも私が高校のころ一年間留学していたときにお世話になったホストファミリーは大きな暖炉を二つ使って家全体を暖かくしていました。まき集めを手伝ったり、まきが湿っていてなかなか火がつかなったり、煙突の掃除をしたことがとても懐かしいです(笑)


あとカナダの冬に欠かせないのは、ホットチョコレートです!

ココアのことなのですが、本当に、何かあればホットチョコレート。何もなくてもホットチョコレート。みんな大好きホットチョコレート。


カナダのミスド、とでも言いましょうか、冬になるとTim Hortonsのホットチョコレートやコーヒーを持って歩いている人は本当にたくさんいます。大学内にこのお店が20以上あるらしいです(笑)(まだ全部の店舗には行ったことがないので本当かはわからないのですが)

Tim Hortonsは安いのでみんな買いに行きます。カナダに来た際はぜひ試してみてくださいね!


それでは今回はこのへんで。読んでくださりありがとうございました!




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極寒の地 カナダ
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私の、私による、私のための武器
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1年のカナダでの高校交換留学を経て、カナダの大学に正規入学し、ただいま大学3年生。いつでも音楽をどうにかして演奏できるようにバンドか何かしらに常に所属しています。
Comments
Total: 5
2016-01-26 16:21:03
はじめまして、Mariさん。

自分も随分前ですが、トロントに一年住んでいましたー。

カナダにいると、フード付きのある服のありがたみをやたら感じる毎日でしたねw

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2015-09-29 19:32:21
「あまり寒くない」が-10°以上というのに、びっくりしました。寒がりのワタクシには、きっと無理です。
カナダの人は、それでも薄着の人がいるということは、人間慣れるということなんでしょうかねー。
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2015-09-29 22:56:30
私も最初は「絶対無理だ」と思っていましたが、実際−5度も−15度も厚手のコート着てしまえばたいして変わりませんよ!笑 
本当に慣れてしまいます。日本で寒い寒いと言っていたのが今では信じられないくらいです笑
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2015-09-23 10:54:45
寒いところ嫌いだけど、まりの記事読んでたらどれほどの寒さなのかだんだん体験したくなってきた・・・

去年は一度も転んでない!←おめでとう。w
  0
2015-09-28 20:03:54
一度は鼻の中が凍るの体験してほしい!今までにない感覚だから!

ありがとう、記録更新してくよ!
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