幼稚園から見る日豪比較

先日の記事「留学後に何をするか。幼稚園教諭編」の続編です。



さて、今日は、幼稚園で見つけた

日本との違いです。



1.送り迎えのお父さん率が高い。

パパとママが、同じぐらいの割合で育児に参加しているのが伺えます。

働いているママ率が高いのもあるし

シフトワークのパパ(早朝から働き、3時のお迎えができてしまうパパ)も多いです。

ざっくり、パパ:ママ=4:6ぐらいでしょうか。



2.週1からOK

子どもたちは、日本の幼稚園、保育園のように

毎日行く必要はありません。

家庭の事情に応じて、週1~5で選べます。

(学校入学まで、幼稚園に行かない選択をする家庭もあります)

一般的には、週2,3で来る子どもたちが多いです。

なので、曜日によって、構成メンバーは異なります。


それに伴って、日々の積み重ねのようなカリキュラムは少ないです。

日本の幼稚園のように、楽器のおけいこをしたり、みんなでお遊戯したり・・・というのは稀です。

こちらでは、毎日の保育の中で、先生側が複数のアクティビティを用意します。

例えば、ブロック、お絵かき、クラフトづくり、パズル・・・など4-5の異なった活動が

テーブルごとに用意され

子どもたちは、自分のやりたいことを自分で選んで活動していきます。

1つの活動から、違う活動に移るのも、個人が決めることです。

幼少時期から、まさに個性を育んでいるのがうかがえます。


3.園庭、教室がカラフル

壁の色が、ピンクだったり、緑、青だったり・・・ととてもカラフルです。

また、子どもたちのクラフト作品(主に絵やコラージュ)が天井からぶら下げる状態で飾ってあります。

幼稚園を訪れると、カラフルで楽しそうな雰囲気で、子どもたちを迎え入れているのがわかります。


ワタクシは、幼稚園教諭として働いていた際、

たまたま「日本語教師」の枠でした。

(オーストラリアでは、幼稚園から外国語を導入しているところも)


なので、「日本語のせんせい」として

複数の園をまわり、Toddler(1歳半~2歳)のクラスから、Preschool(4歳児)のクラスまで

日本語を教えたり、日本語の歌を歌ったり、日本の文化を伝えたり・・・という

とてもユニークで、やりがいのある仕事をしていました。


以下、写真でご紹介します。


【寿司作りレッスン・オージーに人気の寿司】



【七夕まつり・願い事を短冊に書いて】



 【習字・思い思いに書きました】




 【スカイプレッスン・日本の幼稚園とスカイプでリアルタイムに交流】


日豪の子どもたち、小さな違いはあれど

子どもたちはいつも目をキラキラ輝かせて、毎日成長しています。

そのお手伝いができる「幼稚園教諭」というお仕事。

とてもやりがいのある仕事です!




  
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オーストラリアの高校卒業・日本の高校生とどう違う!?
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オーストラリア人の夫と2010年5月に日本からゴールドコーストへ移住。
日本語堪能、現役英語教師の夫と、そこそこの英語力で日本語教師のワタクシは、言語オタク。言葉について語ると止まらない・・・(笑)それでも、言語学習に苦労した私たちだからこそ、これから勉強するぞ!という人の相談に乗れるはず。
2人の子どもは、英語と日本語の2言語、オーストラリアと日本の2文化をバランスよく吸収し、バイリンガル・バイカルチャーで育っています。
趣味は、ブッシュウォーキング。料理と食べること。読書。

ゴールドコースト渡航前に聞いてみたいこと。
オーストラリアの教育事情。バイリンガル育児のこと。英語学習のことなど、お気軽にお尋ねください:)

【アメブロ】http://ameblo.jp/englishcoach2017/
Comments
Total: 1
2015-10-16 21:02:30
Moeさん、メッセージありがとうございます。
お嬢さんの作品見てみたいです♫のりをバックに塗って、キラキラなどを貼り付けたりしませんか?私はその技法?にはじめはびっくりしたのを覚えています。
是非是非、早くオーストラリアに来てください♫
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