前回のワタクシのシェアログ記事を読んでくれた
読者兼リアル友から質問をもらった。
「日本に住む外国人・ハーフあるある」人種差別について教えてほしいというものだ。
というわけで、今回は
オージー夫(日本に計13年ほど住んだ経験あり)から聞いた話を元に
記事にしたいと思います。
日本人が無意識に人種差別していると感じること
この「無意識に」というのが、厄介である。
日本人の多くは、心優しく、調和を大切にする国民であると思うのだ。
ただ、ささいな言葉やふるまいが、日本にいる外国人を傷つけているとしたら・・・
(1)「ガイジン」と呼ぶ
もう、これは、あるある第一位ですよね。
「ガイジン」って「外の人」って書くんですよね。
自分は「内」、「ガイジン」は「外」と呼び名からして差別です。
もっとひどいのは、オーストラリアに住んでいる日本人が
「ガイジンが、・・・」とオーストラリア人を「ガイジン」呼ばわりすること。
この国で「外国人」なのは、私たちの方ですからね。
名前が分かれば、名前で呼ぶ。
名前が分からないが、国籍が分かれば、国籍を言う。
例えば「オーストラリア人」「アメリカ人」のように。
国籍も分からなければ、「外国人」と言いましょう。
(2)「日本語、お上手ですね~」と褒める
「コンニチハ!」と言っただけで
「わー、日本語お上手ですね~!」って褒め称える人、いませんか?
小さな子どもならまだしも、大の大人に向かって、言ってるんです。
あなたが、外国でHello!と言っただけで
「英語上手ですね!」と言われたら、何だかバカにされている気しませんか?
ちなみに、私はオーストラリアに住んで6年。
「英語が上手だね」なんて言われたことありません。
この国には、移民が多く、いろんなバックグラウンドを持った人が生活していて
それぞれが自分の言葉と「英語」という共通語を使って生活しているから。
これに似たのが、お箸を使っていると
「お箸、使えるんですね!」とこちらも、
良かれと思って、褒めているんです。
でも、今や日本食は、世界中の人たちに人気で
小さいころから、すしを食べて育ったり、箸を使うことも身近なんです。
これも、反対に「ナイフとフォーク上手に使えるんですね!」と西洋人から褒められたら
素直にうれしい日本人いますか?
ワタクシなら、当たり前だよ!マナーでしょ!!と思っちゃいますけどね(笑)
日本語堪能、現役英語教師の夫と、そこそこの英語力で日本語教師のワタクシは、言語オタク。言葉について語ると止まらない・・・(笑)それでも、言語学習に苦労した私たちだからこそ、これから勉強するぞ!という人の相談に乗れるはず。
2人の子どもは、英語と日本語の2言語、オーストラリアと日本の2文化をバランスよく吸収し、バイリンガル・バイカルチャーで育っています。
趣味は、ブッシュウォーキング。料理と食べること。読書。
ゴールドコースト渡航前に聞いてみたいこと。
オーストラリアの教育事情。バイリンガル育児のこと。英語学習のことなど、お気軽にお尋ねください:)
【アメブロ】http://ameblo.jp/englishcoach2017/
日本に住む外国人が傷つく人種差別【前編】
前回のワタクシのシェアログ記事を読んでくれた読者兼リアル友から質問をもらった。「日本に住む外国人・ハーフあるある」人種差別について教えてほしいというものだ。というわけ...
ただ、一言日本語を発しただけで、「日本語上手!」って、一様に賛辞されるのを、恥ずかしい、と思う外国人は一定数いると思いますよ。