日本に一時帰国して感じた日本とオーストラリアの違い(その1)
こんにちは!一昨日まで日本に3週間弱夫婦で一時帰国していました♩
友人の結婚式が2つあったので、挟むようにして♩
今回は、約1年ぶりに日本へ行ってみて感じたオーストラリアとの違いについて書きたいと思います。
食べ物の違い
何と言っても食べ物が全然違う!
オーストラリアはそもそも明確なオーストラリア料理というものがないので、多国籍な料理をその日の気分でチョイスして食べるというスタイルなのですが、まぁ強いて言えば「ハンバーガー」「ホットドッグ」「フィッシュ&チップス」「魚やお肉のグリル」「パスタ」「ローストビーフ」「ラザニア」「キッシュ」あたりが私の働いているウェスタンオーストラリアレストランでは人気です。どれもこってりしていて量も多く食べ応えのあるものばかり。そして一食に一つのディッシュというのが基本です。
一方日本食と言えば、「ごはん」「お味噌汁」「お刺身」「ほうれん草のお浸しなどの一品料理」「とろろ」などなど、あっさりした味付+一食に少ない量で味付けの違う様々なおかずを何品も食べるというスタイル。
要は、日本料理は繊細かつとにかく手が込んでいるのです!一つ一つ味付けを変えているので手間隙かかっていて、それを食べる人たちもそれぞれのおかずの味をじっくり楽しんでいるんですよね。
改めて日本人の感性や作り手のこだわりってとっても細やかだなぁ〜と感じました。
サービスの違い
オーストラリアのサービス(接客含む)はとにかくフレンドリー&カジュアル。
店員さんとお客さんが同格なので、仕事中でも友達のようにおしゃべりしているのは当たり前だし、バスや電車の中で初めて乗り合わせた人同士が普通に話始めたりするのもごく普通。例えば、先日はバスに花束を持って乗ってきた女性を見て、元々乗車していたお婆さんが「あら!素敵な花束ね、どこかに行くの?パーティ?」などと普通に話しかける。女性の方も「そうなの、今から友達のお家にお邪魔するの!近くにある花屋さんで買ってね…」と会話が始まる。さらに運転手さんも「僕も知ってるよその花屋さん!」と普通に話に加わる…
私の勤めているレストランでは、お客さんと店員さんが本当に友達みたい。「元気?」と話しかけてくれたお客さんに対して「疲れてるの、私連勤で人も足りないしいやになっちゃう!」と店員さんが普通に愚痴る(笑)お客さんも「可哀想に…クリスマスは忙しいもんね、ちゃんとその後ホリデー取れるの?」と返してあげてたり。
日本ではちょっと考えられないですよね(笑)
「店員さん」「お客さん」だからといってお互い身構えない。常にお互い人として接していてナチュラルなのです。
日本で10年近く百貨店で接客業を学んでいた私は「お客様第一」「私たちはプロのサービススタッフ!」と誇りを持って働いていたので、それはそれで楽しかったですし素敵なサービスだったと思いますが、お客様がとんでもなく立場が上なので、スタッフによってはお客様の期待に応えなくては!という過剰なプレッシャーからストレスを抱えてしまったり、お客様自身も天狗になって無理難題をお店側に突き付けたりと変な捩れを感じることもありました。
私はどちらのサービスも好きだしお互いが気持ちよければそれで良いと思いますが、オーストラリアのサービスの方がいろんな意味で身体や心に負担がないように思いますね。
と、今回は食べ物&サービスについて焦点を当ててご紹介してみました♩
なんとなくイメージして貰えましたか?まだまだ細い違いは沢山あるので次回以降お伝えしたいと思います〜!!
2015年5月 Perthへ夫婦で移住して参りました。
日本では大学卒業後、百貨店の正社員として8年間勤務。
プロモーション企画、ディスプレイ監修、接客研修講師を担当。
その後百貨店での経験を活かし、ジュエリーショップ店長を務める傍ら、女性誌WEBサイトのブロガーとして活動。
2014年 Perthへ一人旅しに訪れフレンドリーな人々と美しい自然にすっかり魅了されてしまい夫婦で移住を決意。
大好きなPerthをみなさんに知っていただけるよう頑張りますので宜しくお願いいたします♩
日本に一時帰国して感じた日本とオーストラリアの違い(その1)
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