【アメリカ留学中級編・その1】学校選びって、どうすればいいの?(語学留学編)
ここまでアメリカに住むこと、アメリカで勉強することってどんな感じなんだろう、ということについて書いてきましたが、ついにここからは中級編と題して実際に留学するためのステップを踏んで行こうと思います!
(シカゴダウンタウン。新しい建物と古い建物が程よく混在しています。)
ついに留学するぞ!と決めたら、まずはどこの学校に行くか、ということから決めなければいけません。
とは言え、山ほどある学校・・・留学先って、一体どうやって選んだら良いのでしょうか??
これは人によって留学の目的が違ってきますから、一言で「これだ!」と言えないんです。
今日は、単純に留学の目的を英語力アップのため、と仮定して話を進めていきますね。
まず、自分の予定の期間、そして予算はどれくらいなのか?をハッキリさせることが大切です。
大学の夏休みを利用するような短期間なら語学学校、1年以上腰を据えてしっかり勉強したいなら、コミュニティーカレッジや四年制大学がいいと思います。
(もう今時、こんな分厚い英和辞典は必要ないですね・・・でも、たま〜に活躍します。)
短期間の語学留学の場合
時間もお金も限られているけど、少しでも英語漬けの生活を英語の環境で過ごして、今よりも英語を上達させたい、という場合は、手続きも比較的簡単な語学学校がオススメです。
何より語学学校の利点は、始める時期を選ばずいつでも行けるということがあるので、スケジュール的に余裕がない人にはピッタリです。
で、どの学校がいいのか・・・というのは行ったことのある人たちに感想を聞くのが一番なんですが、語学学校の数は半端なくありますから、まずどこに住んでみたいのか?で絞ると学校選びが楽になると思います。
【アメリカ留学初級編・その1】でも少しお話しましたが、語学学校自体の予算はどこに行ってもあまり変わらないので、自分がどういった環境で生活したいのかによって住む場所が変わってきます。
考えられるポイントとしては、
・日本人の多さ(日本人に囲まれて日本語を話す環境に自分を置きたいかどうか)
・都会か田舎か(ある程度便利な都会で遊びたいか、珍しい田舎生活を楽しみたいか)
・アメリカのどの地域に住みたいか(住む地域によって天候や文化、環境もかなり変わります)
都会か田舎か、というのと日本人が多いのかどうか、というのは内容的に少しかぶる気もしますが、アメリカの都会でも日本人が比較的少ないところを選ぶことも可能だと思うので、一応ポイントを分けてみました。
ここまでのポイントを通過してみると、ある程度自分がどういう場所に住んで勉強したいのか、というのが見えてくるはずです。
で、ある程度ここがいいかな?というのが絞れてきたら、学校をいくつかピックアップして、評判を調べてみる、というのがベストだと思います。
長期的に本格的に英語を学びたい場合
時間にも金銭的にもある程度余裕があり、じっくりと時間をかけて英語を勉強したい場合は、語学学校よりもコミュニティーカレッジや四年制大学のESLからスタートした方がいいと思います。
語学学校は本当に英語のみの勉強になりますが、大学では留学生だけでなくアメリカ人が周りで勉強していますし(ESLのクラスはもちろん留学生のみですが)、英語力がレベルアップすれば正規の授業を取ることも可能です。
アメリカ人の友達を作って会話力をアップさせることも、周りが留学生しかいない語学学校にいるより楽だと思います。
と、大まかなステップはこんな感じなのですが、いかがでしょうか?
次回は、英語プラス他にも勉強したいこと、やりたいことがある場合の学校選びについて見ていきましょう!
ワシントン州シアトル(Shoreline Community College)
アイダホ州ボイシー(Boise State University)
テネシー州メンフィス(The University of Memphis)
での学業を経て、2013年に修士課程修了。
現在はイリノイ州シカゴにて生活しています。
アメリカ留学(とくに音楽留学)、アメリカ生活へのご質問、どんどんお寄せください!
ログインを行って頂く必要があります。
【アメリカ留学中級編・その1】学校選びって、どうすればいいの?(語学留学編)
ここまでアメリカに住むこと、アメリカで勉強することってどんな感じなんだろう、ということについて書いてきましたが、ついにここからは中級編と題して実際に留学するためのステ...