日本にあってメルボルンにはない野菜
メルボルンに冬がやってきました。
朝は暗く、寒く、夕方には暗くなり、寒く、そして…雨が多い。
こういった季節だと私は気分が上がらないのですが同じような方も多いのではないでしょうか。
日本で冬といったら「鍋料理」の美味しい季節です。
家族や友人と囲む鍋は、楽しい会話に美味しいお料理に気持ちも体も温まるものです。
メルボルンでは鍋料理にあたるものはないように思われます。ちかいのはスイス料理のチーズフォンデュでしょうか。
今の季節、メルボルンのスーパーにある野菜は、、
赤:人参、さつまいも、赤パプリカ、ビートルート、トマト
黄:かぼちゃ、黄パプリカ、スクウォッシュ(黄パプリカの小さい見た目の中身ズッキーニ)
白:マッシュルーム、大根、パースニップ(大根の見た目をした中身いも)、カリフラワー、えのき、いも、玉ねぎ、生姜、ニンニク、白菜、リーク(2倍くらい太い白髪ねぎ)、もやし
緑:小松菜、きゅうり、ズッキーニ、ほうれん草、ブロッコリー、インゲン、スナップエンドウ、ケール、キャベツ、シルバービート、ネギ、アボカド、オクラ
青:なす、紫キャベツ
(スクウォッシュ)
(ビートルート)
(シルバービート)
日本でもよくいただくものもありますが、日本のお鍋料理に合うような野菜でないものも半分くらいあるように感じます。例えば、ビートルート、スクウォッシュ、ズッキーニ、ケールなどは鍋には向きませんが、頭に浮かべるととても綺麗な色をしています。暗くて寒い、雨の多い冬のメルボルンの中で食事を目からでも明るいものが入ることは少なからず明るい気持ちを与えてくれると思います。
例えば、日本にあってメルボルンにないものは、
水菜、ニラ、春菊、かぶ、空芯菜、お鍋の添えの主役たち(ミョウガ、シソ)こういったものはありません。
正確に言うと、アジア人の多いエリアのマーケットではニラやシソが買えることもあるようです。どれも緑や暗めの色でメルボルンの先にあげた野菜とはキャラが違いますが、水菜やかぶを除くと風味の豊かな野菜たちです。小さな子供の時は春菊やミョウガは食べることができないほどでした。メルボルンになくて日本にあるものは、風味豊かな、主役級と言うよりは主役のサポート的な野菜ですが、あるのとないのでは大きく違うそんな存在です。
再びですが、ハレの時もケの時も見た目の鮮やかな欧米料理。
ハレの時は鮮やかですが、ケの時はやや地味目な日本料理。でも風味豊かで少量でパンチがある。あるのとないのでは全く違う。
これは料理の話ですが、オーストラリアにはオーストラリア人が大切な要素だと感じているのかビジュアルの鮮やかさ、日本には日本の、日本人の、日本の文化の豊かさを表しているように感じます。
(シソ)
(ミョウガ)
(春菊)
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日本にあってメルボルンにはない野菜から見るメルボルン
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