スーパーマーケットから見えるメルボルンの個性

スーパーマーケットから見えるメルボルンの個性




メルボルンの大手スーパーはColesとWoolworthsというものがあります。

一つ一つのスーパーが広く品数も多く、必要なものはすべてスーパーに来れば大抵のものは解決します。

もちろん化粧品が欲しいならドラッグストアのようなところに行った方が品数は多いですが。。メルボルンのコンビニは高い上に品数が本当に少ないので、かつスーパーが深夜12時頃まで開いている場合が多いので何かと便利なのです。


さて、メルボルンでも見た目や形を気にする人が多いのでしょうか。

形の変な野菜は少し安く売られています。

先日こんなことがありました。

きゅうりが250円ほどするようになったので形の整っていないきゅうりを買うことにしました。

形の変なというより、長さが少し短い、少し曲がっている程度の違いです。


製品の違いについて以前も書いたので省略します。


最後のお会計。

私の日本の記憶は数年前のものなので今とは違うのかもしれませんが、

日本ではレジに並び、主に現金で、一部の人はクレジットカード払いをしているかと思うのですが、ここメルボルンは想像以上のカード社会だったのです。


数百円程度の買い物でもキャッシュレス。またサインや暗証番号も必要なく、カードをSuicaなどと同じようにかざして終わり。非常に速いのです。また通常のレジの他に、品数が少ない人用のレジがあったり、メインはセルフサービスの機械のレジがいくつも並んでいます。


以前オーストラリア人の知人が、スーパーのスタッフの人が機械に仕事を取られてしまうから、自分は人がいるレジに並んでサポートしたいというようなことを言っていたので私も人のレジに並んだのですが、その想いは届かず、機械のレジのが速いよ、とスタッフの人からアドバイスを受けて以来、もっぱら機械のレジを使っています。


機械のレジで一番最初に聞かれることは、自分のエコバッグを使うか、そこについているビニール袋を使うかという質問です。そこからもエコバッグ利用に対する浸透率の違いを感じます。


慣れない頃は野菜の名前が分からずにうろたえることもありました。トマトなどは何種類もあるので何というトマトなのかも覚えておく必要があります。(Gourmet tomatoやRoman tomatoなど)


さて、そんなこんなで自分でレジ打ちをしていると、変な形のきゅうりにバーコードが付いておらずスキャンができずにいました。そこでスタッフの人を呼んだところ、秒殺的に「持ってっていいよ」と言ってくれたのです。


おおらかだなぁ。


そんな大らかな良いところもあれば、悲しいほどに大らかなこともあり、オーストラリアの絶対祝日は大まかに言うとイースター、クリスマス、微妙に新年もという感じです。とある大手スーパーの外に張り紙で大晦日は9時まで運営(通常夜中12時)と書いてあったので夜7時頃立ち寄ろうとしたら、、、すでに閉まっていたのです。。


9時までって書いてあるやーん、と思いましたがもう閉まっているものは仕方ない。

大らかさに助けられたり、大らかさに惑わされたり。。

そうこうしているうちに自分も少しずつ大らかになっているような気持ちになったり。

そんなこと気にしても仕方ないさーと受け止めるようになってきたり。


そんな大らかな自然豊かなメルボルン。

世界一住みやすい都市第1位にまた選ばれました。

個人的にメルボルンは旅行・観光となると他都市の方が魅力的なものがあるかもしれませんが、暮らすという点で見ると本当に素晴らしいバランスのとれた街だと思います。







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メルボルンの郊外 Panton hill
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