英語を勉強するようになったキッカケ

みなさん、英語を勉強しよう!またはしたいと思ったキッカケって何ですか?


今までに出会った人たちに幾度か質問されたことがあります。



"何がキッカケで英語を勉強したんですか?小さい頃から勉強してたんですか?"



私の理由は単純です。


マザーテレサに手紙を書きたかったから


昔、”知ってるつもり”というテレビ番組があり、その番組の中で彼女を知ったのは小学五年生の時。

あまりにも衝撃的でそして刺激的で、

私の知らない海外という世界には、貧困と隣合わせに苦しんでる人がいるのかと幼いながらに考えさせられたのを覚えてます。



それから彼女の本を読みあさり、

中学3年になる時、本の最後にマザーテレサのいるカルカッタの住所が記載されてあったのです。

当時はネットなんてないし、今みたいにgoogleしたら住所が出る時代じゃないので、彼女の居場所を突き止めただけでも大発見でした。



それから親に辞書を買ってもらい、

ファンレターを書くことにしたんです。



人生初めてのファンレターは、

英語という違う言語で、

しかもノーベル平和賞を受賞してる方。



返事を期待しない一方通行のファンレターとの戦いが中学3年の私に、本気で英語を勉強するキッカケをくれました。




1年後の春、私の元に英語で宛名が書かれた封筒が届きました。

差出人はMissionaries of Charity。

封筒を持つ手が震えました。

ファンレターにいちいち返事を出す著名人がいるわけないと思っていたのに。



返事が来ただけでも驚きなのに、
あの超多忙なマザーテレサの直筆のサインまでがきっちり残されていて、
跳ね上がるくらい嬉しくて嬉しくて、
何度も何度も読み返していたのを覚えています。

手紙をもらって数か月後、彼女は天国へ行きました。

絶対に会いにゆきますとファンレターに書いた言葉は、
直接彼女に会うことができずに終わってしまいました。


手紙を書いてから15年後、
この世に彼女はいなくても、彼女の思いを受け継いでいる人たちに会いに行くことはできる!
そう思ってインドに降り立ちました。
あいにく、インド1か月の最後らへんにまさかの食中毒にやられてしまい、
実際にボランティアをすることはできなかったけど、
バラナシにあるMissionaries of Charityを訪れて、
活動内容などを聞くことができただけでも感無量!
国は違えどカンボジアで英語を教えるボランティアもしてきて、
なんだか彼女に宣言していた長年の夢がようやく果たせたような気分でした。


私の英語のキッカケは「ファンレター」。


きっと皆さんの英語にまつわるストーリーもそれぞれ。

英語の歌詞を理解したい!
外国人の友達100人作りたい!
海外で恋愛してみたい!
将来は海外で活躍するビジネスマン!


キッカケは何でもいいんだと思います。
自分のやる気エンジンをかけることができれば、
あとは走り出すのみ!

「自分」にはたくさんの可能性を秘めていること忘れないでくださいね。


Let us always meet each other with smiles, for the smile is beginning of love. - Mother Teresa

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2006年からシドニーへ移住。
教育業界に9年勤務。
東京:留学会社の手続き管理
シドニー:現地語学学校マーケティング

高校生でNYに短期留学、カンボジアで英語教師としてボランティア活動、世界70都市以上に訪れたことがあり、バックパッカーとしても海外経験豊富。
コメント
2
2015-09-13 20:16:38
強い思いから行動し、そして今のあなたがいる・・・
素敵なお話をありがとうございました!!感動!!
2015-09-14 15:08:15
ありがとうございます♡
芸能人にもファンレターなんて書かないのに、ノーベル平和賞受賞者に書くなんて無謀ですよね。でも、素敵な宝物が出来てうれしいです。