【アメリカ留学上級編・その14】留学中って働けるの?(CPT編)
さて、アメリカ留学中に学生ビザで働けるOPTとOPTを取る方法をお話してきましたが、実はまだもう一つ留学中にお仕事できる方法があります!
(シカゴにもだんだん春の香りがしてきました!)
CPT(Curricular Practical Training)
その方法はCPTと呼ばれるもので、Curricular Practical Trainingの略です。
OPTと似ているようですが、違いはなんなのでしょうか?
CPTは、仕事と言うよりはインターンシップという言葉の方が合うかもしれません。
在学中に合法で学校外でインターンシップという名でお仕事をすることができます。
実は私は在学中このCPTにはあまり馴染みがなく、やっと仕組みを理解したのが大学院に入ってからでした。
もっと早く知っておきたかったなと思う、役立つ情報になると思います。
(私の友達は、留学生ながらも学校外のオーケストラで仕事を得て、CPTで働いていました!)
CPTで仕事をするためのステップ
①専攻に関わる仕事を探す
仕事先のルールはOPTと同じで、自分の専攻に関わる仕事でなければなりません。
一見あまり関わりがなさそうな仕事だったとしても、繋がりをうまく自分で説明することができれば、了承が得られるかもしれません。
②インターンシップの授業を取る
これは、学部によっても名前がまちまちだったりすると思うのですが、インターンシップのクラス(クレジット)を取ります。
もちろん、そのクレジットは学費に関わるクレジットになるので、もしも超過した場合はその分の学費も払わなければなりませんので、気をつけましょう。
③仕事先から就職許可の手紙をもらう
CPTへの申請のためには、仕事(インターン)先から以下の情報が記された手紙が必要になります。
1. 仕事先の名前
2. 仕事先の上司(責任者)の名前、連絡先
3. 週の就労時間(学校期間中は20時間までです)
4. 仕事内容
5. 仕事開始・終了時期
④留学アドバイザーに許可を得る
アドバイザーにCPTをしたい旨を伝え、OPTの時と同じように新しいI-20を作ってもらいます。
きちんと就職先、学校から許可が出れば仕事を開始することができます!
OPTのような細かい手続きは必要ないのが魅力ですね。
ただし!ここで気をつけなければならないことがあります。
フルタイムのCPTは合計で1年間まで、と決められています。
365日以上CPTで働いてしまうと、OPTで仕事をすることができなくなりますので、ご注意を!
これでひとまず、留学生が学生ビザでできるお仕事方法全て紹介しました。
いかがだったでしょうか?
何か質問があれば、いつでもお尋ねくださいね。
ワシントン州シアトル(Shoreline Community College)
アイダホ州ボイシー(Boise State University)
テネシー州メンフィス(The University of Memphis)
での学業を経て、2013年に修士課程修了。
現在はイリノイ州シカゴにて生活しています。
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【アメリカ留学上級編・その14】留学中って働けるの?(CPT編)
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