今野珠優さんインタビュー「人生はチョコレートボックス。ワクワクしながらまずは何でも挑戦する。」

こんにちは、Moeです♪

今回から、「この人に会いたい」と題して

海外で生活されて、日本に帰国後も活躍されている方々をインタビュー形式で

ご紹介していきたいと思います。


記念すべき第一回は、学生時代に複数回の留学を経験、現在は25歳という若さで周りを巻き込み新事業立ち上げに奮闘されている、今野珠優さんです。

帰国後は都内のシェアハウスを渡り歩くシェアハウスラバーでもあります。

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今野珠優(こんの・しゅう)

秋田県出身、25歳。学生時代に3か国4都市に留学し、大学卒業後は旅行会社勤務を経てフリーランスとして活動。現在は訪日ガイドサービス「PeerTours」の立ち上げのため日本国内を東奔西走中。通訳案内士、総合旅行業務取扱管理者、日本語教師資格所持。



Q1. 複数回の留学を経験されている今野さん。海外へ飛び出そうと思ったきっかけは何ですか

A1. 姉の影響が一番だと思います。一番身近な存在である姉がイギリスの大学に進学、その後スペインの大学にまで進んだこともあり、私の中で海外に出るということは当たり前のような感覚でした。


Q2. どの国にいつ・どのくらい滞在しましたか

A2. ①2009年、フィジー、1か月、②2010年、ロンドン、1か月、③2011年、バーミンガム(イギリス)、10か月、④2013年、プーケット、1か月


Q3. 初めての留学先でフィジーというのは珍しいと思うのですが、なぜフィジーを選ばれたのですか。また渡航前に不安はありませんでしたか。

A3. 元々私はイギリスに強い憧れを抱いていたのですが、いきなりイギリスに留学するのは敷居が高いように感じたんです。なので、まずは手始めに国旗にユニオンジャックの入っているフィジーを選択しました。多文化国家という点も、異文化にたくさん触れたかった私にとって魅力でした。また、自分で貯めたバイト代だけで挑戦したかったので、安さを重視したのもあります。滞在先をホームステイにしたことで、不安はそこまで感じませんでした。


Q4. 三度目の留学では、バーミンガム大学へ学部生として留学されたそうですね。どのように手配されたのですか。

A4. 留学エージェントの無料カウンセリングやアドバイスを受けながら、基本的には自分で書類などの手続きをしました。大学に書類(志望動機を熱く綴ったエッセイ、TOEFLのスコアシート、通帳を翻訳したもののコピー、日本の大学教授からの推薦状2通など)を提出したり、学生ビザを取得したりとちょっと大変でした。







Q5. どこに滞在しましたか(シェアハウス・ホームステイ・一人暮らしなど)

A5. 大学の学生寮です。


Q6. どうしてその滞在先を選んだのですか

A6. 現地の学生との共同生活は楽しそうだったし、たくさんコミュニケーションを取りたかったからです。


Q7. 不安はありませんでしたか。

A7. 現地の学生と同等の課題や試験をこなしていけるだろうかという点では不安はありました。でも、「やってやる!」というワクワクの方が大きかったように思います。


Q8. 語学学校には通われましたか

A8. はい。大学に付属の語学学校というか、留学生向けの「大学準備プログラム」に4か月間参加していました。プレゼンの仕方やエッセイ、論文の書き方など、そこでの訓練はなかなかハードなものでしたが、あれがなければ大学のレクチャーや、大量の課題に対する耐性が身につけられなかったと思います。





Q9. 現地で勉強をしてみてどんなところがよかったですか

A9. 一番はプレゼンテーション能力です。構成や話し方、論理的に道筋立てることなど英語でのプレゼンテーションならではのポイントがたくさんあり、勉強になりました。また、あちらでは「話者の責任」が重視されていて、視聴者が自分の発表内容に関して全くの無知であることを前提に、誰が聞いても分かるものでなければならないと教わりました。数多くのプレゼンを経験することで、人前で堂々と自分の見解を述べる力も身に付きました。


Q10. 大変だったこと、困ったこと、びっくりしたことはなんですか

A10. びっくりしたのは、エッセイなどを書く時の「盗作」に対する意識の高さです。コピー&ペーストはもちろん、似ている表現を多用しても引っかかり、発覚した場合は厳重に処罰され、酷い時は退学になるそうです。盗作についての注意を呼びかける授業さえあったほどです。そのため引用にはかなり気を使いました。生活の面では、日本では当たり前のバスでの両替ができなかったり、自販機にお金を入れても品物が出てこなかったり。あとは公共交通機関がストライキを起こして使えなかったことは何度も経験しました。個人的にはラッキーなことに、特にトラブルなど困ったことはありません。


Q11. 実際に海外で生活をして、自分自身や身のまわりに変化はありましたか

A11. 帰国後、留学生に対して優しくなりました。特に日本語のレクチャーを積極的に受け、海外からの留学生と接することにポジティブになりました。留学生にとって、現地の学生との楽しい交流が一番嬉しいことだと感じたので。


Q12. 英語は使っていまいしたか

A12. はい。英語8割、日本語2割といったところでした。日本語は、日本語を勉強している現地学生との勉強会や日本人留学生との交流で使っていました。





Q13. 帰国後はどんなことをされていたのですか

A13. 日本語教授法を勉強したり、通訳の資格を取ったりました。卒業後は旅行代理店勤務を経て、現在は訪日旅行者と国内英語話者をマッチングさせる事業を立ち上げるなど、観光業にて日々邁進しています。


Q14. 今のお仕事をされるにあたって、海外での経験は活かされていますか

A14. はい。仕事上人前でプレゼンテーションをすることが多いのですが、自己紹介→アウトライン→トランジション…と留学中に学んだ「伝えるフロー」に忠実であるようにしています。日本語であれ「話者責任」は変わりません。


Q15. これから海外へ行く人または、まだ踏み出す勇気が出ないという方へメッセージをお願いします。

A15.「 Life is like a chocolate box.(人生はチョコレートボックスのようなものだ。)」フォレスト・ガンプに出てくるママの台詞が私は大好きです。食べてみなきゃ何味かなんて分からない。やってみなければ、何が起こるか分からないのだから、まずはワクワクしながら足を突っ込んでみることが大事だと思います。駄目なら駄目で「上手くいかなかった」ことを学習できる訳だし、人生のPDCAサイクルをまわし続けることが、自己実現への近道なのではと私は思っています…☆




まとめ☆

「やってみなくちゃ、何が起こるか分からない。ワクワクしながらまずは足を踏み入れてみる。」

興味を持ったら一直線に突き進む。そのスタイルは何とも魅力的です。

見習いたいですね。

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