フィリピンに出張に行った話 その1


昨年の8月に、東京シェアハウスのインターン生として、フィリピンのセブ島に出張に行かせていただきました。



正直僕のようなインターン生が出張に、しかも海外に行かせてもらえるなど思ってもいませんでした。

会社の方々に感謝しつつ、約10日間のセブ島滞在記を綴ってみます。


I.T.パーク

 
 
 
 
 
 
 
 


さて、最初にご紹介するのはセブ島の経済特区「ITパーク」。

1枚目の写真なのに昼間の写真を撮り忘れてしまい、夜の写真ですが。。。


ITパークはその名の通り、セブ島のインターネット中心街。JPモルガンのコールセンターやskype英会話の語学学校、その他多くの大企業のブランチがひしめいており、現在建設中の高層ビルもたくさんあります。




入り口には警官が常に立っており、パーク内の治安も保証されています。また、ストリートではほとんど見かけなかったスターバックスや、KFC、セブンイレブンなどもあります。

そのためもあってか、多くの観光者が訪れており、現地の方々もいわゆる「お金持ち」の方々しか入れないような区域です。


宿泊先がこの近くにあったため、よく訪れていたのですが、「フィリピンは大きくなるな」と感じずにはいられないような、そんな活気に満ち溢れている場所でした。





綺麗な鯉が泳いでいたり、




外でゆっくりと休めるテラス席があったり。


南国感と都市としての成長感をいいバランスで味わうことのできる場所だったなあ、と思います。



しかしながら、やはり問題はあるわけで。


現地に長いこと住んでいる日本人の方からお話を伺うことができたのですが、フィリピンは英語ができるからこそ、発展が遅れてしまっているとお話してくれました。


I.T.パークも、経済特区ではあるのですが、大企業ブランチはどれも全て「コールセンター」です。

やはり自分たちで決定権を持って大きなビジネスを動かしているというよりは、本社が、自分たちがやるべきではないと判断したような仕事が回ってきているよう印象を受けました。


大体の大きな企業はアメリカなど英語圏に本社を構えているので、コールセンター等での対応は英語でしなければなりません。

あまりそのような仕事にお金を注ぎ込みたくないため、人件費を極力抑えようとします。

英語が喋れてかつ人件費が安いとなると、必然的にフィリピンが候補にあがるのでしょう。

そのため、なかなか思うようには発展できずにいるとのお話でした。


確かに、そういった面での発展は難しいかもしれませんが、多くの国を巻き込んでハブとしての機能を持っていくにはとっておきの場所なのではないかな、とも思います。

今後はそういった大企業だけでなく、日本発、アジア発のベンチャー企業などがフィリピンに拠点を構えることでより相互の発展につながるのではないかな、ともちょっぴり思いました。





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