海外に出たらしっかりしなくてはならないと感じる瞬間
先日、私のアパートの玄関前一帯の工事がされています。
工事されているのは知っていました。朝は7時頃にはすでに始まり午後は3−4時には終了の朝早い型工事スタイル。
進まない時には全く進まず、進む時はおそろしく速い工事。
以前住んでいた家の隣の家が工事をしていて、1年後に遊びに行ったらまだ工事をしていて、何があったのか聞いたら、家を建てる予定の人の予算が足りなくなったから工事が一旦ストップしているとのことでした。ちなみに数ヶ月後にまた遊びに行ったら今度は急速に工事が進んでもう終わったと。。気まぐれなスピード。
それはさておき、オーストラリアの工事スタイル。
朝は普通に出て行った玄関前の道が、帰ったらこんな雑な感じで注意書き。。
写真がぼやけていて申し訳ないのですが、落とし穴のような穴あり、凸凹あり、土砂あり、その上にポンと投げたような踏み台みたいなものを置いて終了。
「これは…確かに気をつけなくてはだな。」と思ったと同時に、ここでもやはり日本との差を感じずには入られませんでした。私の脳内口ぐせ「日本だったら…」が始まります。
日本だったら、こんな雑な板で足場を作らないでしょうし、もっと申し訳なさそうにお伝えしてくれるように感じます。日本は丁寧なんだな、私は日本という国で丁寧に守られて生きてきたんだな、他の国はもっと雑なんだな、こんな感じでいいんだなというようなことを感じました。このような感覚はオーストラリアに来て、または他の国に旅行ででも感じることがよくあります。日本は優れた国、丁寧でケアの行き届いた国であると同時に、それが当たり前だと思われる他者からの期待値がおそろしく高い国、それは気付かないうちに大きなプレッシャーやストレスになっていたことだと思います。
さて、後日談。
朝家を出て、この工事中のいばら道をスーパーマリオのように大股で乗り越えようと携帯をしまおうとしたところ、朝から元気な工事現場のおじさまが「Pokemon Goに集中しすぎちゃダメだぞー」と元気な声と笑顔で声をかけられました。日々の生活の中で、小さなことからたくさんの日本との違いを感じるこんな毎日が、実は私は大好きなのです。
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